「競馬はブラッドスポーツですから、血統のことを書いてもらうこと自体は問題ありません。ただ、色々なメディアで取り上げてもらうようになり、“大した血統じゃないのにすごい馬だ”というような論調も見られるようになった。
キタサンブラックがこれからお世話になる社台スタリオンステーション(種牡馬の牧場)や、ブラックタイドの生産者に迷惑がかかっては申し訳ないですから、“血統についての書き方には配慮してください”とお願いしたのです」(キタサンブラック担当者)
引退後も“駆け引き”が繰り広げられていた。
※週刊ポスト2018年1月26日号