浅野は若い頃から結婚願望が強く、これまで何度かチャンスはあったものの、なかなか結婚に踏み切ることができなかった。いつも頭をよぎるのは母親の存在だったそうだ。
「お母さんはシングルマザーとして働きながら娘を育ててきました。だからこそ、母娘の心の結びつきはとても強い。ゆう子さんは、芸能界に入るために中学生の時に上京したことで母親に寂しい思いをさせたことを気にしていたし、“お母さんが東京に通ってサポートしてくれたからこそ女優としてブレークできた”という思いがある。今回の結婚は、夫のAさんがそんな母娘の思いを受け止めてくれたから。Aさんは神戸の親戚だけでなく、お母さんの知人たちも大切にしてくれるそうです。今度は夫婦と一緒の旅行にお母さんも誘ってくれたそうですよ」(前出・知人)
“お披露目会”の当日、浅野は夕方から夫と母親、親戚や友人らと食事会へ。スナックでの2次会がスタートしたのは21時過ぎだった。
「最初は10人ほどのこぢんまりした会を予定していたようです。ところが、おめでたいことだからと次から次へと参加者が増え、最終的には20人ほどになりました。外の悪天候を吹き飛ばすほど盛り上がったようで、声がお店の外にまで漏れるほど。ついついお酒を飲みすぎた人は、Aさんが率先して介抱していました。その様子を見て、ママも“気遣いのできる人なのね”とどこか安心した様子でした」(前出・知人)
3時間ほどでスナックでの宴も終わり、3人は参加者を見送り終えると揃って迎えの車に乗り込んだ。
「ママはその日から5日間ほど店をお休みすると話していました。ゆう子さんたちと、どこか暖かいところへでも旅行に行ったのかもしれませんね」(前出・知人)
57才で迎えた春を、母娘で祝う旅路になりそうだ。
※女性セブン2017年3月1日号