同紙がタワーから100mしか離れていないレストランの店主に取材したところ、「効果は抜群。最近、空気がきれいになったことを実感できる」と上々の反応だ。しかし、10平方km範囲ぎりぎりの地域の幼稚園の保母さんは「全然変わらない。空気がきれいになっているとは感じられない」と不満気だ。
これについて、曹所長は「本来のタワーは実は地上500mの高さで設計されており、大きさはそれだけ巨大になるが、汚染大気の清浄範囲は3倍の30平方kmに拡大し、清浄化される大気は3倍の日産3000万立方mになる。これ1基で、中小都市程度の大気を清浄化する能力に匹敵する」と主張している。