吉田姉妹の奮闘が光った(撮影:竹田氏)


 なんせ平均視聴率25%を叩き出した大一番である。日本の元気印・吉田知那美のにっこにっこにーは電脳世界を瞬く間に駆け巡り、拡散され、まとめられた。その情報はアニメで矢澤にこを担当する声優の徳井青空さんにも届き、本人は自身のtwitter(@tokui_sorangley)で、

「え!?にっこにっこにー!?にっこにっこにーですって!?にっこにっこにー!!??

 お仕事でテレビ見られてないのですが、リプが!!笑
 にっこにっこにーなのですか!?
 本当ににっこにっこにーですか!?」

との呟きを残し、あっという間に1万6000リツイートを集めた。

 そして、すかさず次なる疑問が湧く。「なっちゃんって誰だ」「吉田知那美はラブライバーなのか」。

 まず、なっちゃんとは、吉田知那美と、妹の吉田夕梨花の姉、菜津季さんだ。吉田家は三人姉妹でその長女に当たる。小さい頃からカーリングをしていて、知那美も夕梨花もその影響を受けアイスに立った。

 菜津季さんはジュニア時代にはLS北見の創設メンバーでもある馬渕恵さんらとチームを組み、高校3年生時には日本ジュニア選手権を制し、世界ジュニアに出場した経験もある。世代を代表するカーラーの一人ではあったが、就職のタイミングでカーリングには区切りをつけた。2013年には今年の日本選手権準優勝チームである4REALのフォース・松村雄太と結婚し、現在は北見市内に住んでいる。平昌出発前夜には、実家に集まって簡単な吉田家壮行会を開いたらしい。

 そしてもう一つの疑問、「吉田知那美はラブライバーなのか」だが、ノーだ。

 この菜津季さんこそが「ラブライバーってほどじゃないですけど、好きです」と語る“黒幕”だった。韓国戦前夜に吉田三姉妹のライングループに「明日、これやって」と、にっこにっこにーの動画を添えて送ったらしい。

 とはいえ、ただのファンとしての行動ではないようだ。本人に理由と経緯を聞いてみた。

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