国内

安倍洋子夫人 昭恵さんに粘り強く注意するも今や諦めムード

批判の的の昭恵夫人(時事通信フォト)

 いまや自民党の大幹部から「夫人の存在が政権に迷惑を掛けたことは事実だ」(竹下亘・総務会長)と批判を浴びている安倍昭恵・首相夫人。

 そんな嫁の言動が、安倍首相の母(安倍晋太郎・元外相の夫人)で「安倍家のゴッドマザー」と呼ばれる洋子夫人には理解不能のようだ。安倍家と古い付き合いの人物の話だ。

「安倍家で唯一人、嫁にものが言えるのは洋子さんだけ。総理が昭恵さんに叱言(こごと)めいたことを言うと、彼女は反発して激しい言い合いになってしまうから、それが嫌で何も言わなくなった。

 洋子さんはこれまで『素性のわからない人とは付き合うな』『総理の妻が大麻解禁なんて言ってはいけない』『あなたのやってることがみんなに迷惑をかけているのよ』と昭恵さんに粘り強く注意したが、効き目がない。今では洋子さんもあきらめ気味で、孫に地盤を継がせることに期待をかけているようです」

 洋子夫人は「岸信介の長女」として生まれ、若くして父の選挙応援に立ち、夫・晋太郎氏が政界に進出してからは夫の代わりに地元で選挙の最前線に立ってきた。選挙になると毎日、舗装されていない道をトラックで戸別訪問。著書で当時をこう振り返っている。

〈お辞儀を見て、後援会の人に、「奥様、それでは頭が高いですよ」と言われます。私の場合、「岸の娘」だから威張っているのではないかという目で見られがちなのです。なおさら、頭を低くすることを心がけました〉(『わたしの安倍晋太郎―岸信介の娘として』)

関連キーワード

関連記事

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
生徒のスマホ使用を注意しても……(写真提供/イメージマート)
《教員の性犯罪事件続発》過去に教員による盗撮事件あった高校で「教員への態度が明らかに変わった」 スマホ使用の注意に生徒から「先生、盗撮しないで」
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《ロマンス詐欺だけじゃない》減らない“セレブ詐欺”、ターゲットは独り身の年配男性 セレブ女性と会って“いい思い”をして5万円もらえるが…性的欲求を利用した驚くべき手口 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン