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晩婚本ブーム 40代で「運命の相手」と結婚する秘訣とは

「人生100年時代」の今、晩婚が増えている(写真:アフロ)

 未婚率・晩婚率が高まっている。50歳までに一度も結婚していない人の割合を示す「生涯未婚率」は、2015年の国勢調査時点で、男性23.4%(4人に1人)、女性14.1%(7人に1人)だ。今後、この数字はさらに高まり、2030年には男性の3人に1人、女性の5人に1人が独身のまま一生を終えると予想されている。一方、「人生100年時代」を迎え、40代、50代以上の晩婚が増えてきた。エッセイストの阿川佐和子さんや女優の浅野ゆう子さん、作家の猪瀬直樹さんなどのシニア婚(婚約)も話題を集めている。

 こうした世相を反映し、「晩婚」の実態や秘訣を学べる書籍・コミックの刊行が相次いでいる。中でも注目を集めているのが、実体験ものだろう。

 人気イラストレーター・たかぎなおこさんの『お互い40代婚』(メディアファクトリー)は、たかぎさんの40代での結婚・出産を綴ったコミックエッセイである。仕事に趣味に充実した毎日を送ってきた39歳のたかぎさんに、突如訪れた「このままでいいのかな」という迷い。そこから婚活を意識し始め、相手を探し、同棲、結婚、出産、育児に至るまでの怒涛の日々が、赤裸々かつ、ユーモアたっぷりに綴られている。いつもほのぼのと、でも前向きなたかぎさんに、行動する勇気をもらえる。

 同じく実体験をコミックエッセイで綴った『占いで結婚しました!』(原作・柏木珠希、まんが・深森あき、イースト・プレス)は、原作を手掛けた柏木さんの「婚活」に重点を置いている。

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