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2018.05.10 11:00  週刊ポスト

「定年後5月病」も存在 もはや新社会人だけのものではない

「人はある程度ストレスがあるほうが、気持ちのバランスが取りやすい。ところが定年して体も気持ちも楽になってしまうと、逆にプレッシャーがなさすぎてバランスが崩れてしまうことがある。“ストレスはないから大丈夫”という思い込みから対処が遅れ、うつ病になってしまうケースも少なくありません」(同前)

◆「真っ白な手帳」の恐怖

「定年後、スケジュール帳に何も書くことがない」ことに喪失感を覚えていたと話すのは、元営業マンのBさんだ。

「リビングのソファでボーッと手帳を見ている時に、妻に“会社時代のスケジュール帳なんて捨てちゃえば”と言われて、ハッと我に返りました。それから前から気になっていた地元のハイキングクラブに入りました。月に1回か2回ですが、カレンダーに予定があるだけで気持ちが違う」(Bさん)

 前出・古賀氏もこうアドバイスする。

「“やるべきことがある”生活に慣れているので、いきなり暇になるのは危険です。退職前から“定年になったらこれをしよう”という緩やかな目標を決め、“何もしない期間”を極力作らないことを心がけましょう」

 そうすれば定年前とは違った季節の移ろいも感じられるようになる。

※週刊ポスト2018年5月18日号

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