芸能

岸部一徳、激しい頭痛を訴え脳神経外科に緊急入院していた

病室では本を読んだり、相撲中継を見たりしているという

 俳優の岸部一徳(71才)が、都内の大学病院の脳神経外科に緊急入院していたことがわかった。

 かつて森光子さん(享年92)や美空ひばりさん(享年52)、渥美清さん(享年68)など、多くの大物芸能人や政治家が闘病した都内の大学病院。セキュリティーの高さで知られ、森さんが亡くなった時も、密葬後に事務所から公式発表されるまで、病状が外部に漏れることはなかった。

「病棟最上階のVIP病室は特に厳重です。入口に警備員が立ち、インターホンでお見舞いする患者の名前を伝えないと入れません。広々とした病室には応接間まであり、大きな窓からの眺望も抜群。多くの著名人から信頼されています」(病院関係者)

 5月16日、この病院の脳神経外科に岸部が緊急入院した。

 兵庫県神戸市の一角。5月中旬の平日、最高気温23℃で爽やかな陽気の中、撮影は進んでいた。水谷豊(65才)が監督する来年公開予定の新作映画(東映)だった。

「タイトルやキャストは未発表ですが、嫉妬心をテーマに“人間の心の奥底”を描きだす作品です。水谷さんの熱望で出演するのが岸部さん。4月下旬にクランクインし、5月上旬に岸部さんも合流しました」(映画関係者)

 水谷が映画初監督を務めた昨年6月公開映画『TAP THE LAST SHOW』にも、プライベートでの親交の深い岸部は出演していた。

「水谷さんとはドラマ『相棒』で8年間にわたって共演し、長いつきあい。60代を過ぎて新たなことに挑戦する水谷さんを岸部さんは共感して応援している。だから今回の出演も快諾しました」(前出・映画関係者)

 灰色の背広を着てたたずむ岸部はいつも通り“つかみ所がない”表情を浮かべ、撮影は順調に進んでいたかのようにみえた。しかし、岸部の体調に異変が起きていた。

「現場では体調不良を悟られないように無理をしていたんでしょう。撮影を終えて激しい頭痛に襲われたようです。すぐに東京に戻り、かかりつけの大学病院を受診、入院することになりました。21日からは茨城県水戸市で撮影が再開する予定でした。降板はないと聞いていますが、心配です」(前出・映画関係者)

 最近は体調不安が囁かれていた岸部。

「ほぼ毎年10月期に放送されてきた『ドクターX』シリーズの枠は、今年は米倉さん主演で別のドラマの放送が決まりました。高視聴率確実の『ドクターX』ではない作品になったのにはいろいろな噂がありましたが、岸部さんの体調問題もあがっていたようです。“ここ最近かなりやせた気がする”といわれていました。糖尿病治療も続けているようで、体調が芳しくないようでした」(ドラマ関係者)

 岸部は日頃から「役者に代わりはいない。代役をたてるなら台本から変えないと」と言っていたという。

「今回、水谷さんの映画だけでなく、秋放送予定のドラマの撮影スケジュールも変更されたそうです。一時はドラマの降板報道もあったほど。仕事への責任感が強い岸部さんだからこそ、これはただ事じゃないんじゃないかと心配で…」(芸能関係者)

◆7年以上前から妻とは別居

関連記事

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン