国内

勝間和代、女性パートナーの存在を明かすまでの葛藤と準備

カミングアウトを決意した理由とは?

 女性パートナーと同棲を始めたことを告白した経済評論家の勝間和代さん(49才)。お相手は増原裕子さん(40才)。レズビアンであることを公表し、2013年3月には元タカラジェンヌの東小雪さん(33才)と東京ディズニーシーで同性結婚式を挙げた。2015年に東京都渋谷区が同性カップルを「結婚に相当する関係」と認める「パートナーシップ証明書」の交付を始めた際、その第1号となった女性である。

 増原さんは昨年12月に「離婚」。勝間さんは今年1月に自分の気持を打ち明け、交際がスタートしたという。そんな勝間さんと増原さんのふたりに話を聞いた。

 これまでに2度の離婚を経験し、大学生の時に出産した長女をはじめ3人の娘の母でもある勝間さん。歯に衣着せぬ言動から何も恐れるものがないように見えるかもしれないが、増原さんとの恋についてはなかなか世間に公表できなかった。公表後、勝間さんはツイッターに《人生で最大の勇気が必要でした》と綴った。そして勝間さんはこう語る。

「カミングアウトをして活動する増原さんと違って私は“慣れていない”ので、公にしたら何が起こるかわからないと不安でした。離婚後も男性と食事に行ったりしたらSNSに写真を上げるなど、自分の男女交際についてはオープンにしてきたつもりです。それでもやはり、LGBTのカミングアウトには勇気がいりました。私自身のことを考えても、自分の中に無意識的な規範意識があって、同性を好きになる気持ちにフタをしてきたと思います。偏見や差別は、残念ながら今もあるんです」

 そんな勝間さんを優しく見つめながら増原さんが言う。

「やっぱり世代もあると思います。少しずつLGBTが認知されるようにはなっていますが、勝間さんは49才ですよね。40才の私でさえ相当苦しんだのに、それ以上に自分の気持ちにフタをしたり、周囲の目を気にしなければいけなかったんだと思います」

 勝間さんは家族以外の人には交際についてほとんど口外しなかった。SNSにツーショットやお互いの写真をアップしないことはもちろん、自宅に勝間さんの知人が来る時は増原さんがそっと身を隠した。なぜカミングアウトを決意したのか。

関連記事

トピックス

バラエティー番組『孝太郎&ちさ子 プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見』
コシノ三姉妹や石原4兄弟にも密着…テレ朝『プラチナファミリー』人気背景を山田美保子さんが分析「マダム世代の大好物をワンプレートにしたかのよう」
女性セブン
“アンチ”岩田さんが語る「大谷選手の最大の魅力」とは(Xより)
《“大谷翔平アンチ”が振り返る今シーズン》「日本人投手には贔屓しろよ!と…」“HR数×1kmマラソン”岩田ゆうたさん、合計2113km走覇で決断した「とんでもない新ルール」
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の学生時代
《被害者夫と容疑者の同級生を取材》「色恋なんてする雰囲気じゃ…」“名古屋・26年前の主婦殺人事件”の既婚者子持ち・安福久美子容疑者の不可解な動機とは
NEWSポストセブン
ソウル五輪・シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング=AS)銅メダリストの小谷実可子
《顔出し解禁の愛娘は人気ドラマ出演女優》59歳の小谷実可子が見せた白水着の筋肉美、「生涯現役」の元メダリストが描く親子の夢
NEWSポストセブン
ドラマ『金田一少年の事件簿』などで活躍した古尾谷雅人さん(享年45)
「なんでアイドルと共演しなきゃいけないんだ」『金田一少年の事件簿』で存在感の俳優・古尾谷雅人さん、役者の長男が明かした亡き父の素顔「酔うと荒れるように…」
NEWSポストセブン
マイキー・マディソン(26)(時事通信フォト)
「スタイリストはクビにならないの?」米女優マイキー・マディソン(26)の“ほぼ裸ドレス”が物議…背景に“ボディ・ポジティブ”な考え方
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
《かつてのクマとはまったく違う…》「アーバン熊」は肉食に進化した“新世代の熊”、「狩りが苦手で主食は木の実や樹木」な熊を変えた「熊撃ち禁止令」とは
NEWSポストセブン
アルジェリア人のダビア・ベンキレッド被告(TikTokより)
「少女の顔を無理やり股に引き寄せて…」「遺体は旅行用トランクで運び出した」12歳少女を殺害したアルジェリア人女性(27)が終身刑、3年間の事件に涙の決着【仏・女性犯罪者で初の判決】
NEWSポストセブン
ガールズメッセ2025」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
佳子さまの「清楚すぎる水玉ワンピース」から見える“紀子さまとの絆”  ロングワンピースもVネックの半袖タイプもドット柄で「よく似合う」の声続々
週刊ポスト
永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン
9月に開催した“全英バスツアー”の舞台裏を公開(インスタグラムより)
「車内で謎の上下運動」「大きく舌を出してストローを」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサーが公開した映像に意味深シーン
NEWSポストセブン
園遊会に出席された愛子さまと佳子さま(時事通信フォト/JMPA)
「ルール違反では?」と危惧する声も…愛子さまと佳子さまの“赤色セットアップ”が物議、皇室ジャーナリストが語る“お召し物の色ルール”実情
NEWSポストセブン