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有名企業「社名」の秘密 オムロン、コクヨ、湖池屋など

「御室」とは元来、仁和寺のことだった(首藤光一)

 日本には400万社を超える企業がある。それぞれの社名には、我々の知らないドラマが詰まっている。そのドラマこそ、日本経済の歴史に他ならない。ここでは、創業者の出身地、本社所在地など、常に原点を思い出す「創業地」にちなんだ有名企業5社の「社名誕生秘話」を紹介する。

【オムロン】
 産業用オートメーション機器に強みを持つ大手電気機器メーカーで、家庭用電子血圧計は世界トップシェアを誇る。

 創業は1933年で、旧社名は立石電機。現在の社名は、本社が置かれていた京都・御室(おむろ)の地名に由来する。1959年以降、全商品に使用しているブランド名の「OMRON」を、1990年から社名に採用した。

「御室」とはもともと、京都の名刹である仁和寺のことを指したものだったが、やがて付近一帯の地名になったといわれている。

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