芸能

高橋克実「演劇は贅沢で素敵な仕事。笑いの舞台に挑戦したい」

情報番組と舞台とをこなす

「日常生活はすっかり変わりましたね。自ずと深酒はしなくなりました」

『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系、月~金13時45分~15時50分)の司会者となって丸3年、高橋克実はこの帯番組を軸にすえた生活を送ってきた。船出した当初は苦戦していた情報番組だったが、メイン司会者の安藤優子と局アナの三田友梨佳の安定した回しに、高橋が飄々と絡んでいくスタイルは次第に定着。この取材日の2日前には、裏番組『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)の視聴率を初めて抜いた。

「『たった2時間だけど、すごく緊張するんだよ』とカミさんに言うと、『あ、そう、私にはただ座っているだけにしか見えないけど』なんて返ってくる(笑い)。『いやいや、あれはね、安藤さんのタイミングを見ているんだよ』って言うんですけどね」

 この日、『グッディ!』の生放送を終えた高橋は休む間もなく、舞台『お蘭、登場』(公演6月16日~)の稽古場へと直行した。共演する小泉今日子、堤真一とともに、演出家から指導を受け、高橋は真剣に、しかし喜々として芝居をつくっていく。

「情報番組って、日常じゃないですか。現実にあるネタを扱うわけで。でも、演劇は完全な非日常。大の大人がジャージ姿で今も『どうするっ、名探偵!』なんて言っている世界に身を置いている幸せ。贅沢で素敵な仕事なんだなといま改めて感じています」

関連記事

トピックス

「新証言」から浮かび上がったのは、山下容疑者の”壮絶な殺意”だった
【壮絶な目撃証言】「ナイフでトドメを…」「血だらけの女の子の隣でタバコを吸った」山下市郎容疑者が見せた”執拗な殺意“《浜松市・ガールズバー店員刺殺》
NEWSポストセブン
連続強盗の指示役とみられる今村磨人(左)、藤田聖也(右)両容疑者。移送前、フィリピン・マニラ首都圏のビクタン収容所[フィリピン法務省提供](AFP=時事)
【体にホチキスを刺し、金のありかを吐かせる…】ルフィ事件・小島智信被告の裁判で明かされた「カネを持ち逃げした構成員」への恐怖の拷問
NEWSポストセブン
2人は互いの楽曲や演技に刺激をもらっている
羽生結弦、Mrs. GREEN APPLE大森元貴との深い共鳴 絶対王者に刺さった“孤独に寄り添う歌詞” 互いに楽曲や演技で刺激を受け合う関係に
女性セブン
無名の新人候補ながら、東京選挙区で当選を果たしたさや氏(写真撮影:小川裕夫)
参政党、躍進の原動力は「日本人ファースト」だけじゃなかった 都知事選の石丸旋風と”無名”から当選果たしたさや氏の共通点
NEWSポストセブン
セ界を独走する藤川阪神だが…
《セの貯金は独占状態》藤川阪神「セ独走」でも“日本一”はまだ楽観できない 江本孟紀氏、藤田平氏、広澤克実氏の大物OBが指摘する不安要素
週刊ポスト
「情報商材ビジネス」のNGフレーズとは…(elutas/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」は“訴えれば勝てる可能性が高い”と思った》 「情報商材ビジネス」のNGフレーズは「絶対成功する」「3日で誰でもできる」
NEWSポストセブン
入団テストを経て巨人と支配下選手契約を結んだ乙坂智
元DeNA・乙坂智“マルチお持ち帰り”報道から4年…巨人入りまでの厳しい“武者修行”、「収入は命に直結する」と目の前の1試合を命がけで戦ったベネズエラ時代
週刊ポスト
組織改革を進める六代目山口組で最高幹部が急逝した(司忍組長。時事通信フォト)
【六代目山口組最高幹部が急逝】司忍組長がサングラスを外し厳しい表情で…暴排条例下で開かれた「厳戒態勢葬儀の全容」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
小室眞子さん“暴露や私生活の切り売りをビジネスにしない”質素な生活に米メディアが注目 親の威光に頼らず自分の道を進む姿が称賛される
女性セブン
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン
パリの歴史ある森で衝撃的な光景に遭遇した__
《パリ「ブローニュの森」の非合法売買春の実態》「この森には危険がたくさんある」南米出身のエレナ(仮名)が明かす安すぎる値段「オーラルは20ユーロ(約3400円)」
NEWSポストセブン
韓国・李在明大統領の黒い交際疑惑(時事通信フォト)
「市長の執務室で机に土足の足を乗せてふんぞり返る男性と…」韓国・李在明大統領“マフィアと交際”疑惑のツーショットが拡散 蜜月を示す複数の情報も
週刊ポスト