かわじますったて(うどん) 1100円(撮影/小松 潤)


●手打ちそば 泉の里(埼玉県・すったてうどん)

 埼玉県中部に位置する川島町は昔から小麦栽培が盛んで、うどん文化が発展。夏に農家の人たちが好んだ冷や汁“すったて”は、うどんやご飯と合わせて食べられることが多かった。「泉の里」では4~10月に期間限定で「すったてうどん」が提供される。

 手打ち麺がゆで上がるまで10分以上かかるが、待ち時間の楽しみはすったて作りだ。すり鉢で地元産の金ゴマをすりつぶしたら、田舎味噌、玉ネギ、キュウリの順にすり合わせ、自家製出汁を加減しながら、好みの味に仕上げていく。ミョウガと大葉を加える頃には、冷水でキリッと締まったうどんが運ばれてくる。すったてにつけて平らげた後は、残り汁にご飯(200円)を入れて〆るのもいい。

・住所:埼玉県比企郡川島町吹塚755-1
・営業時間:11時~14時半、17時~22時(L.O.21時)
・定休日:水曜日

※週刊ポスト2018年6月22日号

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