ライフ

コンタック、パブロン他 市販薬にも命に関わる副作用あり

市販薬にも副作用はつきまとう

 薬の副作用には、盲点がある。医師から処方される薬については気にしていても、薬局やドラッグストアで売られている市販薬の場合、副作用の危険性など考えずに購入している人がほとんどではないか。しかし、医薬品としての効き目がある以上、市販薬にも副作用がつきまとう。命に関わる重篤な症状を引き起こすリスクを徹底調査した。

◆「副作用」の項目がない

 処方薬(医療用医薬品)の場合、医師や薬剤師が対面で薬の副作用を説明するため、薬のリスクを認識しやすい。また薬とともに渡される薬剤情報提供書にも副作用の説明が記載される。

 一方、市販薬は利用者が直接、副作用を説明してもらう場が少ない。市販薬は健康被害のリスクの高い順に、「第1類医薬品」「第2類医薬品」「第3類医薬品」に分類される。第1類には薬剤師からの指導と文書での情報提供が義務づけられるが、第2類と第3類の販売時には不要だ。

 だからと言って、市販薬に副作用のリスクが存在しないわけではない。薬剤師で医薬情報研究所取締役の堀美智子氏が指摘する。

「薬である以上、副作用のリスクは免れません。命に関わるものも存在するため、市販薬の副作用はしっかりチェックすべきです」

関連キーワード

関連記事

トピックス

一部メディアが盛んに報じている「佳子さまの結婚のお相手候補」(写真/宮内庁提供)
【本命は島津家の御曹司か?】過熱する佳子さま「結婚相手報道」 眞子さんと小室圭さんの騒動で「佳子さまのお相手のハードルが上がった」
週刊ポスト
二児の母にして元クラリオンガールの蓮舫氏
【全文公開】都知事選立候補表明の蓮舫氏、不可思議な家族関係 元自民大物議員と養子縁組した息子との“絶縁”と“復縁”大騒動
女性セブン
全国ライブ中の沢田研二
《ファンの声援にブチ切れ》沢田研二が「見てわからんか!」とステージ上で激怒し突っ込んだ「NGワード」
NEWSポストセブン
日本中を震撼させた事件の初公判が行われた
【悲劇の発端】瑠奈被告(30)は「女だと思ってたらおじさんだった」と怒り…母は被害者と会わないよう「組長の娘」という架空シナリオ作成 ススキノ事件初公判
NEWSポストセブン
長所は「どこでも寝られるところ」だと分析された(4月、東京・八王子市。時事通信フォト)
愛子さま、歓迎会の翌日の朝に遅刻し「起きられませんでした」と謝罪 “時間管理”は雅子さまと共通の課題
NEWSポストセブン
中村芝翫と三田寛子
《愛人との半同棲先で修羅場》それでも三田寛子が中村芝翫から離れない理由「夫婦をつなぎとめる一通の手紙」
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告
【父親とSMプレイの練習していた】瑠奈被告(30)の「女王様になりたい」に従った従順な両親の罪
NEWSポストセブン
藤井聡太八冠、満員電車で予期せぬハプニング 隣に座った女性が頭をカックンカックン…冷静な対応で見せた“強メンタル”
藤井聡太八冠、満員電車で予期せぬハプニング 隣に座った女性が頭をカックンカックン…冷静な対応で見せた“強メンタル”
女性セブン
佳子さま
【不適切なクレームが増加?】佳子さまがギリシャ訪問中に着用のプチプライス“ロイヤルブルーのニット”が完売 それでもブランドが喜べない理由
女性セブン
田村瑠奈被告
【戦慄の寝室】瑠奈被告(30)は「目玉入りのガラス瓶、見て!」と母の寝床近くに置き…「頭部からくり抜かれた眼球」浩子被告は耐えられず ススキノ事件初公判
NEWSポストセブン
中村芝翫と三田寛子(インスタグラムより)
《三田寛子が中村芝翫の愛人との“半同棲先”に突入》「もっとしっかりしなさいよ!」修羅場に響いた妻の怒声、4度目不倫に“仏の顔も3度まで”
NEWSポストセブン
中村七之助の熱愛が発覚
【独占スクープ】中村七之助が京都のナンバーワン芸妓と熱愛、家族公認の仲 本人は「芸達者ですし、真面目なかた」と認める
女性セブン