「今回は大幅改正で、特に男子への影響が大きい。4回転ジャンプの基礎点が大きく下がり、4回転を多く跳んで高得点を稼ぐことが難しくなります。一方、ジャンプ以外の要素にもつく出来栄え点は7段階から11段階に拡大。どう転ぶかはいざ始まってみないとわからない状態で、フィギュアの大転換期になるともいわれています。高橋の表現力は世界的に評価が高く、技術点では劣っても演技構成点では世界トップクラスの点数を叩き出してきた。少なくとも“羽生が圧勝”とはいいきれない」(前出・フィギュア担当記者)
そんな“緊張感”が質問NGにつながったのか。日本スケート連盟にその真意を問い合わせたが、期限までに回答はなかった。“直接対決”が待ち遠しい。
※週刊ポスト2018年7月20・27日号