ライフ

外資系コンサル男が合コンで「ファクト整理」したがった理由

その一言で、場は凍った(写真はイメージ)

 AI(人工知能)が進化する時代の中では、「人間らしさ」が重要になると言われる。では、それはどんな能力なのか──『2020年人工知能時代 僕たちの幸せな働き方』著者でワークスタイルクリエイターの藤野貴教氏が、外資系コンサルタントが合コンで“やらかした”エピソードから読み解く。

 * * *
 コンサルタントの仕事は、事実を分析して、問題を発見し、解決策を提案するということ。単純作業はAIに代替できても、そうした高度で複雑な仕事はまだまだ人間が行わなければならないと言えます。しかし、あまりに頭がよすぎると、「人間らしさ」から離れてしまうのかもしれない──そう考えさせられるエピソードがあります。

 外資系コンサルタントの鈴木さん(仮名。20代後半男性)は、東大院卒でロジカルシンキングを得意とし、「そもそも」が口癖。仕事中は、「鈴木が語ると突っ込むすきがない」と言われるくらいコンサルっぽいコンサルでした。

 そんな鈴木さんがコンサル同期と行った合コン。びしっとしたストライプのスーツに、高そうな革カバンというスタイルで決めた鈴木さんは、待ち合わせ場所のバーに30分遅れで現れました。自己紹介もそこそこに、女の子たちに一言かまします。

「どうも。今日はグローバルとテレカンがあったので、ちょっと英語が混ざるかもしれないけど、そんな感じでよろしく」

 その場に居合わせた友人曰く、ほぼ、このままのセリフだったそうです。補足しておくと、海外との電話会議(テレフォンカンファレンス)があったという意味です。僕はこれを聞いて背筋が凍りました。もし自分が男性側で参加していたら、フォローするのに胃が痛くなりそうです。

関連記事

トピックス

大谷翔平選手と妻・真美子さん
「娘さんの足が元気に動いていたの!」大谷翔平・真美子さんファミリーの姿をスタジアムで目撃したファンが「2人ともとても機嫌が良くて…」と明かす
NEWSポストセブン
メキシコの有名美女インフルエンサーが殺人などの罪で起訴された(Instagramより)
《麻薬カルテルの縄張り争いで婚約者を銃殺か》メキシコの有名美女インフルエンサーを米当局が第一級殺人などの罪で起訴、事件現場で「迷彩服を着て何発も発砲し…」
NEWSポストセブン
「手話のまち 東京国際ろう芸術祭」に出席された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年11月6日、撮影/JMPA)
「耳の先まで美しい」佳子さま、アースカラーのブラウンジャケットにブルーのワンピ 耳に光るのは「金継ぎ」のイヤリング
NEWSポストセブン
逮捕された鈴木沙月容疑者
「もうげんかい、ごめんね弱くて」生後3か月の娘を浴槽内でメッタ刺し…“車椅子インフルエンサー”(28)犯行自白2時間前のインスタ投稿「もうSNSは続けることはないかな」
NEWSポストセブン
「埼玉を日本一の『うどん県』にする会」の会長である永谷晶久さん
《都道府県魅力度ランキングで最下位の悲報!》「埼玉には『うどん』がある」「埼玉のうどんの最大の魅力は、多様性」と“埼玉を日本一の「うどん県」にする会”の会長が断言
NEWSポストセブン
受賞者のうち、一際注目を集めたのがシドニー・スウィーニー(インスタグラムより)
「使用済みのお風呂の水を使った商品を販売」アメリカ人気若手女優(28)、レッドカーペットで“丸出し姿”に賛否集まる 「汚い男子たち」に呼びかける広告で注目
NEWSポストセブン
新関脇・安青錦にインタビュー
【独占告白】ウクライナ出身の新関脇・安青錦、大関昇進に意欲満々「三賞では満足はしていない。全部勝てば優勝できる」 若隆景の取り口を参考にさらなる高みへ
週刊ポスト
芸能活動を再開することがわかった新井浩文(時事通信フォト)
《出所後の“激痩せ姿”を目撃》芸能活動再開の俳優・新井浩文、仮出所後に明かした“復帰への覚悟”「ウチも性格上、ぱぁーっと言いたいタイプなんですけど」
NEWSポストセブン
”ネグレクト疑い”で逮捕された若い夫婦の裏になにが──
《2児ママと“首タトゥーの男”が育児放棄疑い》「こんなにタトゥーなんてなかった」キャバ嬢時代の元同僚が明かす北島エリカ容疑者の“意外な人物像”「男の影響なのかな…」
NEWSポストセブン
滋賀県草津市で開催された全国障害者スポーツ大会を訪れた秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
《“透け感ワンピース”は6万9300円》佳子さま着用のミントグリーンの1着に注目集まる 識者は「皇室にコーディネーターのような存在がいるかどうかは分かりません」と解説
NEWSポストセブン
真美子さんのバッグに付けられていたマスコットが話題に(左・中央/時事通信フォト、右・Instagramより)
《大谷翔平の隣で真美子さんが“推し活”か》バッグにぶら下がっていたのは「BTS・Vの大きなぬいぐるみ」か…夫は「3か月前にツーショット」
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《いきなりテキーラ》サンタコスにバニーガール…イケイケ“港区女子”Nikiが直近で明かしていた恋愛観「成果が伴っている人がいい」【ドジャース・山本由伸と交際継続か】
NEWSポストセブン