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2018.07.31 16:00  NEWSポストセブン

買い物がてらに1杯やれる 地域に根ざす川崎・鶴川の角打ち

有名店の豆腐が人気。とろろするめ(左)やトマトゼリー(右)など酒屋の商品をつまみに一杯

「お母さん(赤荻ミサヲさん)がいてくれるだけでさ、なんか昭和の懐かしさが感じられてうれしいんだよ。平成も終わるみたいだけど、やっぱ私らが安心できるのは昭和だものね。それにさ、ここで扱っている豆腐がうまいんだよ。なんか豆腐の名店が造っているブランドものらしいよ。これを肴に店の隅の倉庫で飲むスタイルが、また魅力なんだよ」(60代、自営業)

 彼らが店の冷蔵庫を開けて、うれしそうに出して来る酒には、焼酎ハイボールが目立つ。これがその豆腐のうまさをさらにひきたてるらしい。
 
「これって、最初に飲んだとき、あれって思ったのさ。そう、甘くないのよ。実に心憎い味でさ、ガツンとこないで、やさしく酔わせてくれる。ファンになっちゃった」(40代、水道修理業)

「今は冷奴とか、駄菓子とか手を加えないつまみしか出せないのですが、心づもりとしては近い将来、必要な免許を取って、うまいつまみを作って食べてもらえるようにしたいんですよ。食べ物メニューが増えるということで居酒屋的にはなるけど、どこまでいっても角打ち主体のスタイルは変えません。自分としても、とても楽しみなんです」(祐司さん)

 居合わせた常連客は、酔って聞いていなかったふりを装いながら、2代目なら間違いなくそれを実現してくれるはずという顔で、一層心休まるたまり場の誕生を一緒に夢見ていた。

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