芸能

あの『バチェラー』2人が対談 撮影後の「社会復帰」を語った

初代バチェラーの久保裕丈氏

 容姿、収入、学歴と全てを持った独身男性(バチェラー)を20人の美女が奪い合う、大人気恋愛リアリティー番組『バチェラー・ジャパン』(Amazonプライム・ビデオ)シリーズ。

 米国発の本作は、浮き世離れしたゴージャスな空間で繰り広げられる“婚活バトル”が受けて大人気作品となったが、美女からの猛烈アプローチや豪華な暮らしといった、非日常の生活を終えたバチェラーの私生活はどうなっているのだろうか。

 20代を中心に人気のカジュアルファッションマガジン『Maybe!(メイビー)』(小学館)の5号では、シーズン1のバチェラーで恋愛指南書『その恋はビジネス的にアウト』の著者である久保裕丈氏と、シーズン2・小柳津林太郞氏の2人による対談が実現。彼らが撮影後の日常生活を赤裸々に語った。

小柳津:撮影が終わってから、日常モードに戻るのは結構辛かったです。僕はただのサラリーマンなので、会社を3か月休んで、その間にすごい派手な生活をしていたってことなので。そもそも仕事に復帰するのに一苦労でした。

久保:僕がバチェラーに参加していたのは2か月間。その間はすごい熱量でした過ごしていたのにそれが突然なくなったので、やっぱり強い喪失感がありました。それまでのことが凄く刺激的でいい日々だったなとより思えてくるというか。やっぱり急に生活が質素になるというのも大きいと思う。

小柳津:そうですね。放映が終わるまでデートも表だってはできないし、質素な生活にはやっぱり戸惑いました。多少リハビリが必要ですよね。今はもう仕事も通常通り。デートも焼き鳥とハイボールがあればいいと思えるようになった。

久保:今まであんなに豪華なデートができていたのに、特に放送終了までのデートは基本は家とか、ご飯を食べに行くとしても個室じゃないと行けないとか。そういうストレスやフラストレーションは、彼女にも自分にもかなりありましたよね。

 やはり、豪華生活からの社会復帰はなかなか難しいようだ。対談ではこの後も2人の議論は白熱し、話題は「撮影中の苦労」や「恋愛観」など様々なテーマで語り合ったという。

撮影■木川将史

【プロフィール】くぼ・ひろたけ/1981年生まれ。東京大学大学院卒。外資系企業を経て、現在は株式会社クラスCEO。『バチェラー・ジャパン』初代バチェラー。著書に『その恋はビジネス的にアウト』(小学館)がある。

【プロフィール】おやいづ・りんたろう/1981年生まれ。慶応義塾大学卒業。現在は株式会社サイバーエージェント、株式会社AbemaTVで室長を務める。ニューヨーク育ちの二代目バチェラー。

関連キーワード

関連記事

トピックス

どんな役柄でも見事に演じきることで定評がある芳根京子(2020年、映画『記憶屋』のイベント)
《ヘソ出し白Tで颯爽と》女優・芳根京子、乃木坂46のライブをお忍び鑑賞 ファンを虜にした「ライブ中の一幕」
NEWSポストセブン
相川七瀬と次男の凛生君
《芸能界めざす息子への思い》「努力しないなら応援しない」離婚告白の相川七瀬がジュノンボーイ挑戦の次男に明かした「仕事がなかった」冬の時代
NEWSポストセブン
俳優の松田翔太、妻でモデルの秋元梢(右/時事通信フォト)
《松田龍平、翔太兄弟夫婦がタイでバカンス目撃撮》秋元梢が甥っ子を優しく見守り…ファミリーが交流した「初のフォーショット」
NEWSポストセブン
世界が驚嘆した大番狂わせ(写真/AFLO)
ラグビー日本代表「ブライトンの奇跡」から10年 名将エディー・ジョーンズが語る世界を驚かせた偉業と現状「リーチマイケルたちが取り戻した“日本の誇り”を引き継いでいく」
週刊ポスト
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《即完売》佳子さま、着用した2750円イヤリングのメーカーが当日の「トータルコーディネート」に感激
NEWSポストセブン
国連大学50周年記念式典に出席された天皇皇后両陛下(2025年9月18日、撮影/JMPA)
《国連大学50周年記念式典》皇后雅子さまが見せられたマスタードイエローの“サステナブルファッション” 沖縄ご訪問や園遊会でお召しの一着をお選びに 
NEWSポストセブン
豪雨被害のため、M-1出場を断念した森智広市長 (左/時事通信フォト、右/読者提供)
《森智広市長 M-1出場断念の舞台裏》「商店街の道の下から水がゴボゴボと…」三重・四日市を襲った記録的豪雨で地下駐車場が水没、高級車ふくむ274台が被害
NEWSポストセブン
「決意のSNS投稿」をした滝川クリステル(時事通信フォト)
滝川クリステル「決意のSNS投稿」に見る“ファーストレディ”への準備 小泉進次郎氏の「誹謗中傷について規制を強化する考え」を後押しする覚悟か
週刊ポスト
アニメではカバオくんなど複数のキャラクターの声を担当する山寺宏一(写真提供/NHK)
【『あんぱん』最終回へ】「声優生活40年のご褒美」山寺宏一が“やなせ先生の恩師役”を演じて感じた、ジャムおじさんとして「新しい顔だよ」と言える喜び
週刊ポスト
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
《部屋はエアコンなしで扇風機が5台》「仏壇のろうそくに火をつけようとして燃え広がった」林家ぺー&パー子夫妻が火災が起きた自宅で“質素な暮らし”
NEWSポストセブン
1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト