ライフ

わが子の頭をよくする照明・ホワイトボードの活用法

文字の輪郭が鮮明に見える明るさが必要(イラスト/さややん。)

 頭のいい子が育つ家は、親と子がコミュニケーションを取りやすく、子供の好奇心をかき立てる家だった! 勉強する環境に欠かせない“道具(ツール)”をどう活用すべきかを紹介する。

 まずは照明はどのようなものが望ましいのだろう? 間接照明やシャンデリアなど、光量の少ない落ち着いた明かりの下で勉強するのはご法度。ちょっと明るすぎるかな、と思うぐらいが勉強に適しているという。約2250件もの家庭で勉強を教えてきたカリスマ家庭教師の西村則康さんはこう語る。

「文字は鮮明な状態で視界に入れた方が記憶しやすい。視力が低下すると成績も下がるといわれており、これは、落ちた視力で黒板の字を見ても輪郭がぼんやりとしか見えず、印象に残りにくいからです。

 明るさが足りなければ、机には、利き手と反対の位置に電気スタンドを置き、影を作らないように気をつけながら、文字が鮮明に見えるように明るく照らしてあげましょう」

 続いて、難関中学に合格した子供の家を10年以上調査した教育学習環境研究者の四十万靖(しじま・やすし)さんはホワイトボード活用をこう語る。

「ホワイトボードなどを設置するなら、親の目が届く位置にし、子供が書いている文字や絵に対して、問いかけたり感想を言ったりできるようにしてください」

 親が反応を示すと、子供は書くことが楽しくなり、幼い頃から文字を書く習慣が身につく。さらに、親子のコミュニケーションツールにもなる。

※女性セブン2018年9月13日号

関連キーワード

トピックス

左:激太り後の水原被告、右:2月6日、懲役刑を言い渡された時の水原被告(左:AFLO、右:時事通信)
《3度目の正直「ついに収監」》水原一平被告と最愛の妻はすでに別居状態か〈私の夢は彼と小さな結婚式を挙げること〉 ペットとの面会に米連邦刑務局は「ノー!ノー!ノー!」
NEWSポストセブン
9月に成年式を控える悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
悠仁さまが学園祭にご参加、裏方として“不思議な飲み物”を販売 女性グループからの撮影リクエストにピースサイン、宮内庁関係者は“会いに行ける皇族化”を懸念 
女性セブン
衆院広島5区の支部長に選出された今井健仁氏にトラブル(ホームページより)
【スクープ】自民広島5区新候補、東大卒弁護士が「イカサマM&A事件」で8000万円賠償を命じられていた
週刊ポスト
V9伝説を振り返った長嶋茂雄さんのロングインタビューを再録
【長嶋茂雄さんロングインタビュー特別再録】永久不滅のV9伝説「あの頃は試合をしていても負ける気がしなかった。やっていた本人が言うんだから間違いないよ」
週刊ポスト
“超ミニ丈”のテニスウェア姿を披露した園田選手(本人インスタグラムより)
《けしからん恵体で注目》プロテニス選手・園田彩乃「ほしい物リスト」に並ぶ生々しい高単価商品の数々…初のファンミ価格は強気のお値段
NEWSポストセブン
山尾志桜里氏(=左。時事通信フォト)と望月衣塑子記者
山尾志桜里氏“公認取り消し問題”に望月衣塑子記者が国民民主党・玉木代表を猛批判「自分で出馬を誘っておいて、国民受けが良くないと即切り捨てる」
週刊ポスト
「〈ゆりかご〉出身の全員が、幸せを感じて生きられるのが理想です。」
「自分は捨てられたと思うのは簡単。でも…」赤ちゃんポスト第1号・宮津航一さん(21)が「ゆりかごは《子どもの捨て場所》じゃない」と思う“理由”
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
2013年大阪桐蔭の春夏甲子園出場に主力として貢献した福森大翔(本人提供)
【10万人に6例未満のがんと闘う甲子園のスター】絶望を支える妻の献身「私が治すから大丈夫」オリックス・森友哉、元阪神・西岡や岩田も応援
NEWSポストセブン
ブラジル公式訪問中の佳子さま(時事通信フォト)
《佳子さまの寝顔がSNSで拡散》「本当に美しくて、まるで人形みたい」の声も 識者が解説する佳子さま“現地フィーバー”のワケ
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 食卓を汚染する「危ない輸入冷凍食品」の闇ほか
「週刊ポスト」本日発売! 食卓を汚染する「危ない輸入冷凍食品」の闇ほか
NEWSポストセブン