運搬チーム全員で記念撮影
集結したトレーラーハウスは、上下水道、ガス・電気が整備され、9月8日に被災住民の入居が開始された。
51棟のうち、車輪つきで牽引できる大型トレーラーハウスが10台、トラックに積んでクレーンで地面に設置するコンテナ型ハウス41棟が集結した。
トレーラーハウスは上下水道や電気・ガスの工事が行なわれてはじめて住める状態となる。「入り口に手すりをつけるなどの後工事も可能」(原田氏)
長野から岡山への大移動。安全運行のためにこまめな休憩を取りながら進み、ゴール近くの吉備サービスエリアにて足回りの最終点検をしたのち、運搬チーム全員で記念撮影を行なった。
床面積38平米の大型タイプのトレーラーハウス。エアコン、カーテン、IHキッチンなどが付属されている。「このタイプは床暖房も付いているので冬でも快適です」(原田氏)
真備町地区の二万(にま)小学校の体育館。9月5日時点でも31世帯74人が生活する。段ボールベッドが並ぶがプライバシーの確保は困難だ。
真備町の隣にある総社市では洪水によりアルミ工場が浸水し水蒸気爆発が発生、付近の住宅や倉庫が燃え、数十人の住民がけがをした。爆風で破壊された住宅が今も残る。
