芸能

酒井法子 「育ての親」の会社から金銭トラブルで訴えられる

“育ての親”に訴えらえた酒井法子

《平成30年 民事第10部 原告=X工業 被告=酒井法子》

 9月20日、東京地裁で第1回弁論が行われた民事裁判。その訴訟を知った関係者は驚きを隠せなかった。

「酒井さんが訴えられたこともびっくりですが、相手があの“恩人”の会社とは…一体何があったのでしょうか」

 2009年8月に酒井法子(47才)が覚せい剤取締法違反で逮捕されてから、来年で10年になる。懲役1年6か月執行猶予3年の判決を受けた酒井は、2012年には芸能界に復帰。今では年5回もディナーショーを開催し、ライブや全国各地でのイベントにも出演。とりわけアジア圏では高い人気を誇り、今年1月の香港でのコンサートは満員御礼だった。

 その“完全復活劇”の陰には大物支援者の存在があった。元建設会社会長の故・Tさん(享年74)である。

「当時夫だった高相祐一さんが逮捕されたときに、酒井さんが出頭するまでの間保護したのがTさんでした。その後も釈放後のマスコミ対応や告白本の出版など、公私ともに彼女の相談に乗り、サポート。生活費も工面し、今住んでいる自宅もTさんが用意していた」(酒井の知人)

 Tさんは酒井の継母の40年来の知人で、酒井にとっては10代の頃から世話になってきた「育ての親のような存在」(前出・知人)だ。

 だが、冒頭の民事裁判で酒井を訴えているのは、他ならぬTさんが会長を務めていた「X工業」(仮名)という会社。関係者の驚きが大きかったのも、そのためだった。

「6年前にTさんが肝臓がんで亡くなった後、長男が会社を継いで社長に就任しています。父親の死後も酒井さんとTさん一族は良好な関係を続けていると思っていたのですが…」(前出・知人)

 訴訟に至る経緯について、原告側の親族はこう語る。

「内容は明かせませんが、金銭問題でトラブルがあって、Tさんの長男側が酒井さんに訴えを起こさざるをえない状況になったと聞いています。父親亡き後のX工業と酒井さんは赤の他人同然でした。裁判の記録は酒井さんが“世間に知られたくない”と言うので、非公開とされているようです」

 10月上旬、本誌・女性セブン記者はTさんの持ちビルにある酒井の自宅を訪れたが、ひっそりと静まり返っていた。

※女性セブン2018年10月18日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト