15年前、那須御用邸にて。この年の冬、雅子さまは長期療養に入られた(撮影/JMPA)


「雅子さまが長い療養生活に入るきっかけになった病気は、いわゆる『産後うつ』です。最近は取り沙汰されるようになりましたが、当時、一般にはあまり知られていませんでした。専門的には、『産褥期うつ病』と呼ばれ、出産によるホルモンバランスの急激な変化に、育児不安が重なって発症します。

 産後うつがきっかけで本格的な抑うつ症状に苦しみ、その後の子育て期間中もずっとうつが続くケースも少なくありません。30代から50代までずっとうつでつらかったという女性の抑うつ症状のきっかけが“出産後”だったという話はよく聞きます」

 生活環境が影響する適応障害ではなく、妊娠・出産・育児が契機となる産後うつだとすれば、それを読み解くには、母と子の関係がカギになる。

※女性セブン2018年10月18日号

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