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医師が解説 重病を招く間違った歯の磨き方&予防する磨き方

正しい磨き方はできてる?

 朝食後や就寝前など、毎日欠かさず歯みがきをしているは多いだろう。その「歯みがき」が、糖尿病、認知症、誤嚥性肺炎といった重大疾患の発症のカギとなるとの医学研究が、続々発表されている。“たかが歯みがき”と侮ってはならない。間違った歯みがきは、命の危険につながるのだ。

 そこで、健康長寿のための歯みがき法を“歯みがきのプロ”に聞いた。

◆歯茎マッサージはNO

 何より大切なのは、正しく歯を磨いて諸悪の根源であるプラークを除去することだ。そのためにまず、歯ブラシの「持ち方」が重要になる。

「グーで歯ブラシを握り、肘を支点に力強く磨くひとが少なくないですが、この方法だと力が入りすぎて歯や歯茎を傷めるリスクがあります」(日本歯周病学会認定歯科衛生士の長岐祐子氏)

 正しい歯ブラシの持ち方は、ペンを握るように持つ「ペングリップ」だ。

「ペンで文字を書くように歯ブラシを握り、そのまま歯にあてます。ブラシが歯に触れる感触が指先に伝わるので、より細かなコントロールができます」(日本歯科大学生命歯学部歯周病学講座の沼部幸博教授)

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