芸能

パニック障害で休業のキンプリ岩橋玄樹、家から出られぬ生活

岩橋玄樹は活動休止までの壮絶な日々を…

「びっくりして、最近の雑誌を見返してみたら、確かに笑顔が少ないんです。それほど悩んでいたのかと思うと、本当に心配だし、悲しいです。早く復活して、元気な姿を見せてほしいです」

 熱心なファンは、そううなだれる──。

 King & Prince(以下キンプリ)の岩橋玄樹(21才)が10月26日、パニック障害の治療に専念するため休養を発表した。ファンが待ち望んでいたデビューから5か月での決断となる。

「発表の数日前も、目の下が真っ黒でした。ずっと水を飲んでいたのですが、薬のせいで喉が渇くらしいですね。ろれつも回っていなくて心配はしていたのですが…」(芸能関係者)

 近しい人は、予兆を感じていた。岩橋本人が19日深夜放送のドキュメンタリー番組『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)で「ぼくはずっとパニック障害というものと闘ってきた」と告白し、「隠すより、こうやって言った方が気楽ですね」とも語っていた。

「休養がファンにとって突然のことにならないよう、配慮があったのでしょう」(テレビ局関係者)

 岩橋がジャニーズ事務所に入ったのは2010年のこと。涼しげな目元、すっと通った鼻筋、微笑むと頰に浮かぶえくぼなど、中性的なルックスは少女漫画に出てくる王子様を彷彿とさせる。雑誌『Myojo』(集英社)では、2014年から「恋人にしたいJr.」ランキングで5年連続1位に輝いた。今年5月にキンプリとして華々しくデビューして以降、その輝きは増すと見られていた。

「ストイックな性格で、デビュー後は、Jr.時代に比べて自分の番手が下がったのではないかと気にするところはありました。昔から人前でうまく笑えないと相談することはあったのですが、デビューして急激に人気が出て今までとは規模の違う仕事や大多数のファンを目の前にすることになり、一気に不安定になってしまった。仕事で不特定多数の人に囲まれ、過呼吸になってしまうこともありました。徐々に、家から出るのもつらくなり、食事は誰かに買ってきてもらったり、宅配を利用する毎日だったそうです」(前出・芸能関係者)

 休養は“一定期間”とされているが、12月から72公演が予定されている舞台『ジャニーズ King & Prince アイランド』には出演しないことが決まった。

「キンプリは『紅白歌合戦』(NHK)への出場が有力視されていますが、ここに岩橋くんが加わることはないでしょう。とにかく今は1~2年後にでも復帰できるように、しっかり治療する態勢のようです」(スポーツ紙記者)

 精神科医の片田珠美さんは、大きなストレスやプレッシャーを感じている人がパニック障害になりやすいと言う。

「突然、激しい発作(パニック)が起こり、冷や汗、身震い、窒息感などのほか、人によっては心臓が破裂しそうなほど動悸を感じると訴えます。その恐怖心が頭に残り、例えば電車でパニックになった経験があれば、もう電車には乗りたくなくなる。岩橋さんの場合、芸能活動の中で発作が出たから、休養に入ったのかもしれません。ただ他の不安障害と比べると予後はよいので、時間はかかりますがカウンセリングを受けたり、薬をのんだりして治療は可能です」

 まずはゆっくり休んでほしい。

※女性セブン2018年11月15日号

関連記事

トピックス

永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン
多くの外国人観光客などが渋谷のハロウィンを楽しんだ
《渋谷ハロウィン2025》「大麻の匂いがして……」土砂降り&厳戒態勢で“地下”や“クラブ”がホットスポット化、大通りは“ボヤ騒ぎ”で一時騒然
NEWSポストセブン
声優高槻かなこ。舞台や歌唱、配信など多岐にわたる活躍を見せる
【独占告白】声優・高槻かなこが語る「インド人との国際結婚」の真相 SNS上での「デマ情報拡散」や見知らぬ“足跡”に恐怖
NEWSポストセブン
人気キャラが出現するなど盛り上がりを見せたが、消防車が出動の場面も
渋谷のクラブで「いつでも女の子に(クスリ)混ぜますよ」と…警察の本気警備に“センター街離れ”で路上からクラブへ《渋谷ハロウィン2025ルポ》
NEWSポストセブン
クマによる被害
「走って逃げたら追い越され、正面から顔を…」「頭の肉が裂け頭蓋骨が見えた」北秋田市でクマに襲われた男性(68)が明かした被害の一部始終《考え方を変えないと被害は増える》
NEWSポストセブン
園遊会に出席された愛子さまと佳子さま(時事通信フォト/JMPA)
「ルール違反では?」と危惧する声も…愛子さまと佳子さまの“赤色セットアップ”が物議、皇室ジャーナリストが語る“お召し物の色ルール”実情
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
「日本ではあまりパートナーは目立たない方がいい」高市早苗総理の夫婦の在り方、夫・山本拓氏は“ステルス旦那”発言 「帰ってきたら掃除をして入浴介助」総理が担う介護の壮絶な状況 
女性セブン
9月に開催した“全英バスツアー”の舞台裏を公開(インスタグラムより)
「車内で謎の上下運動」「大きく舌を出してストローを」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサーが公開した映像に意味深シーン
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(クマの画像はサンプルです/2023年秋田県でクマに襲われ負傷した男性)
《コォーってすごい声を出して頭をかじってくる》住宅地に出没するツキノワグマの恐怖「顔面を集中的に狙う」「1日6人を無差別に襲撃」熊の“おとなしくて怖がり”説はすでに崩壊
NEWSポストセブン
「原点回帰」しつつある中川安奈・フリーアナ(本人のInstagramより)
《腰を突き出すトレーニング動画も…》中川安奈アナ、原点回帰の“けしからんインスタ投稿”で復活気配、NHK退社後の活躍のカギを握る“ラテン系のオープンなノリ”
NEWSポストセブン
真美子さんが完走した「母としてのシーズン」
《真美子さんの献身》「愛車で大谷翔平を送迎」奥様会でもお酒を断り…愛娘の子育てと夫のサポートを完遂した「母としての配慮」
NEWSポストセブン
11歳年上の交際相手に殺害されたとされるチャンタール・バダルさん(21)千葉県の工場でアルバイトをしていた
「肌が綺麗で、年齢より若く見える子」ホテルで交際相手の11歳年下ネパール留学生を殺害した浅香真美容疑者(32)は実家住みで夜勤アルバイト「元公務員の父と温厚な母と立派な家」
NEWSポストセブン