「成績が低迷し、心機一転変更することはあるが、“剥奪”の印象は拭えない。しかも、それを高卒ルーキーに渡すとなると、チームの雰囲気に影響しかねない。“単なる数字”と片付けられないデリケートな問題です。ショートでのデビュー後、内外野を守り、選手会長も務めた森野将彦(昨年限りで引退)の『7』が空いているので、そこに落ち着くのではないかと言われている」(同前)

 ちなみに森野は立浪の引退後に「3」を打診されたが固辞した経緯がある。

 とはいえ、過去には背番号が重圧となってしまったケースも少なくない。

 2008年のドラフト1位で巨人に入団し、右の大砲として期待された大田泰示はヤンキース移籍以来“準永久欠番”となっていた松井の「55」を引き継いだ。だがその番号を背負った5シーズンで放った本塁打はわずか2本だった(背番号44になってから7本)。2016年オフに日本ハムへとトレードに出され、背番号33となってからは2年で29本塁打と覚醒。“ゴジラ2世”の看板が重荷となってしまった格好だ。

「大田の例は極端ですが、球団としては“こんな選手になってもらいたい”とメッセージを送る意味合いもある」(スポーツ紙記者)

※週刊ポスト2018年11月16日号

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