高須:そう。もはや洗脳だよ。韓国の人々が、早く真実に気づいてほしい。
そういえば、国連の人権理事会で日本の「報道の自由」が狭まっていると指摘されていたみたいだけど、まったくナンセンスだよ。日本ほど自由な報道が許されている国はない。政権批判だって当たり前だしね。それをいうなら、韓国のほうがよっぽど深刻だ。韓国では親日的な報道なんてできないんだもん。そこに自由はない。
それに韓国の有名人が親日発言をするとそれだけで批判されるというじゃないか。言論の自由すらないんじゃないかと思えてくる。日本文化も全面解禁になったといわれているけど、果たして韓国のテレビで日本の音楽が普通に流れているかというと、決してそういうわけではないらしいしね。全然自由が与えられていない韓国の人々が気の毒に思えてくるよ。
──そんな韓国に対して日本はどうするべきなのでしょうか。
高須:結局、厳しい態度をとるしかない。やっぱり日本は優しい国だから、なかなか韓国を切り捨てることができないでいるのは事実。無理やり切り捨てることはないけど、間違ったことに対してはちゃんと間違っていると言い続けることも必要だ。徴用工問題や慰安婦問題は解決済みであるという立場は崩さず、きっちりと対抗していくしかないだろうね。
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韓国における“国民の不自由”を指摘した高須院長。日本としては、韓国は特殊な国であることをしっかり認識したうえで、韓国のわがままに付き合わず、毅然とした態度で対峙することが重要なのかもしれない。
【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。
昭和大学医学部客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。脂肪吸引やプチ整形など、日本に「美容整形」を広めた第一人者。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子氏との共著)、『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)、『行ったり来たり 僕の札束』(小学館)、『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)、『炎上上等』(扶桑社新書)、『かっちゃんねる Yes! 高須 降臨!』(悟空出版)など。最新刊は『大炎上』(扶桑社新書)。