例えば、“叩き上げ”でトップに上りつめた平井氏の住まいは、東京タワーを間近に望む、都内でも有数の一等地に聳える42階建ての高級マンション。
「スポーツカーをこよなく愛し、休日は高級車を乗り回す。車の他にもゲーム、ラジコン、天体望遠鏡、カメラ、時計と多趣味です。トレックやサーベロといった世界的メーカーの高級ロードバイクを複数持っている」(経済部記者)
一方、創業家の“高給取り”たちはどうか。3億8000万円で52位だったトヨタ自動車の豊田章男社長(62)は、「僕は『お坊ちゃん』と呼ばれますけど、違うんです。『超お坊ちゃん』なんです」と、かつて自らをこう表現したこともある。
豊田氏は社長業を離れれば、「モリゾウ」の名前でカーレーサーとしても活動している。趣味は車だけに限らず、所有する自社製の高級クルーザー『PONAM』は、約6000万円するという。
「休みがほとんどないながら、“倒れるわけにいかない”と、体力増強にいろんな健康器具を買い込んでいるそう」(経済ジャーナリストの福田俊之氏)
ヤマダ電機の創業者で、50位の3億9800万円を得ている山田昇・会長(75)の自宅は、群馬県前橋市内の高級住宅地にある敷地170坪、総工費は建物だけで2億円とも言われる。屋根には同社が力を入れるソーラーパネルが設置され、ひと際目を引く大邸宅だ。
「篤志家でもあり、代表理事を務める財団を通じ、新しい病院の設立資金として2000万円を寄付したこともある」(前出・経済部記者)