ライフ

年賀はがきの商品がリニューアル 1等賞金は3倍の30万円に

平成31年用年賀状のお年玉賞品

 11月1日、2019年用の年賀はがきの発売が全国で始まった。当初の発行枚数は、前年比7.2%減の約24億枚で、11年連続の減少となり、年々“年賀状離れ”が話題に。しかし、今年に限っては特に“出さなきゃ損”なサービスが目白押しだという。

◆お年玉付き年賀はがきの商品がスゴイ

 日本郵便のお年玉付年賀はがきの賞品が、2019年は大きく変わる。まず1等賞金が30万円と、昨年に比べて3倍にアップ。3等のお年玉切手シートも、これまでは100本中2本の当せん確率だったのが、今回は3本に上げられた。

 さらに、「東京2020大会応援賞」が新たに設けられ、東京オリンピックのペア招待券が、旅行券付きで当たる。ダブルチャンスでは、4月20日に行われる2度目の抽せんで、特別な切手シートが1万本プレゼントされる。

 お得なのは、お年玉賞品だけではない。郵便局または郵便切手類販売所で、年賀はがきを1度に50枚以上購入すると、「送る人にも福来たるキャンペーン」の抽せん券が1枚もらえる。このキャンペーンの賞品は、パナソニックの美容器やバルミューダのトースターなどで、当せん者は最大5000名だ。

 通常の郵便はがきも、お年玉付年賀はがきも同じ62円(寄附金付だと67円)。どうせなら「夢」が広がるお年玉付年賀はがきを利用しない手はない。

◆デジタルを活用すれば郵送料はタダに!

 はがきは郵送料が気になる人も多いだろう。

「インターネットの普及により、メールやSNSを通じて気軽にメッセージが送れる時代になりました。わざわざ年賀はがきを送らなくても、メールなどで送ればお金も手間もかからないと考える、デジタル世代が増えています」

 こう話すのは、ITジャーナリストの高橋暁子さんだ。

「年賀はがきを送るには、相手の住所を知る必要があります。SNSのみでつながっている相手なら、デジタル上で年賀状を作って送信できるのでおすすめです。これなら自分の情報を開示せずに済むうえ、コストはほとんどかかりません。ネットで送るのにおすすめのサービスは、日本郵便の『年賀状トレード』。住所を知らない相手にも送れるのが魅力です」 (高橋さん)

 年賀状と一緒に、プチギフトを送る方法も話題を呼んでいる。これは、郵便局のネットショップで取り扱う「おいしい年賀状」という新商品。ホームページから米やせんべいなど、好みのアイテムを選んで購入し、自宅に届いたら、商品に直接メッセージやイラスト、宛先を記入。後は通常の定形外郵便と同様、切手を貼って投かんする。

 注意したいのは、年賀特別郵便扱いはできないこと。目安として、配達希望日の2~3日前に投かんするといい。配達日時を指定したい場合は、窓口で配達日指定を(有料)。

※女性セブン2018年12月20日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

石原さとみ(プロフィール写真)
《ベビーカーを押す幸せシーンも》石原さとみのエリート夫が“1200億円MBO”ビジネス…外資系金融で上位1%に上り詰めた“華麗なる経歴”「年収は億超えか」
NEWSポストセブン
神田沙也加さんはその短い生涯の幕を閉じた
《このタイミングで…》神田沙也加さん命日の直前に元恋人俳優がSNSで“ホストデビュー”を報告、松田聖子は「12月18日」を偲ぶ日に
NEWSポストセブン
高羽悟さんが向き合った「殺された妻の血痕の拭き取り」とは
「なんで自分が…」名古屋主婦殺人事件の遺族が「殺された妻の血痕」を拭き取り続けた年末年始の4日間…警察から「清掃業者も紹介してもらえず」の事情
(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
熱を帯びる「愛子天皇待望論」、オンライン署名は24才のお誕生日を節目に急増 過去に「愛子天皇は否定していない」と発言している高市早苗首相はどう動くのか 
女性セブン
「台湾有事」よりも先に「尖閣有事」が起きる可能性も(習近平氏/時事通信フォト)
《台湾有事より切迫》日中緊迫のなかで見逃せない「尖閣諸島」情勢 中国が台湾への軍事侵攻を考えるのであれば、「まず尖閣、そして南西諸島を制圧」の事態も視野
週刊ポスト
盟友・市川猿之助(左)へ三谷幸喜氏からのエールか(時事通信フォト)
三谷幸喜氏から盟友・市川猿之助へのエールか 新作「三谷かぶき」の最後に猿之助が好きな曲『POP STAR』で出演者が踊った意味を深読みする
週刊ポスト
ハワイ別荘の裁判が長期化している(Instagram/時事通信フォト)
《大谷翔平のハワイ高級リゾート裁判が長期化》次回審理は来年2月のキャンプ中…原告側の要求が認められれば「ファミリーや家族との関係を暴露される」可能性も
NEWSポストセブン
今年6月に行われたソウル中心部でのデモの様子(共同通信社)
《韓国・過激なプラカードで反中》「習近平アウト」「中国共産党を拒否せよ!」20〜30代の「愛国青年」が集結する“China Out!デモ”の実態
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《自宅でしっぽりオフシーズン》大谷翔平と真美子さんが愛する“ケータリング寿司” 世界的シェフに見出す理想の夫婦像
NEWSポストセブン
お騒がせインフルエンサーのボニー・ブルー(時事通信フォト)
《潤滑ジェルや避妊具が押収されて…》バリ島で現地警察に拘束された英・金髪美女インフルエンサー(26) 撮影スタジオでは19歳の若者らも一緒だった
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(Instagramより)
「球場では見かけなかった…」山本由伸と“熱愛説”のモデル・Niki、バースデーの席にうつりこんだ“別のスポーツ”の存在【インスタでは圧巻の美脚を披露】
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! プロ野球「給料ドロボー」ランキングほか
「週刊ポスト」本日発売! プロ野球「給料ドロボー」ランキングほか
NEWSポストセブン