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米機関は日本の文献も参照、「生まれ変わり」の研究が持つ意味

2019.01.09 07:00

〈自分の手が小さくなったのを見て生まれ変わったんだなと思いました〉 〈やっと、この世に戻ったという感

〈自分の手が小さくなったのを見て生まれ変わったんだなと思いました〉
〈やっと、この世に戻ったという感じでした〉

 これは“前世で死んで生まれ変わった”という人々の証言を集めた著書『生まれ変わりの村』(河出書房新社)の一節だ。

 著者でジャーナリストの森田健氏は、中国奥地に実在するという“生まれ変わりの村”を1996年から何度も訪れ、前世の記憶を覚えているという村人たちの証言をまとめた。シリーズ全4冊が刊行され、累計17万部を超えるベストセラーとなっている。

 こうした生まれ変わりの事例は、自然科学の見地からも真剣に研究されている。その代表的な研究機関が、米バージニア大学医学部の知覚研究室だ。

 1967年に前身となる研究室を立ち上げたイアン・スティーブンソン教授を中心に、前世の記憶を持つ子供たちへの聞き取りを進め、現在までに世界40か国で2600例以上を収集している。

 同研究室で客員教授を務めた経験を持つ、中部大学教授の大門正幸氏が調査すると、前世の記憶を持つという子供は日本にもいた。たとえば、関西地方に住む男の子「トモ君」は、3歳11か月の時に突然「ニンニクを剥きたい」と言い出した。

 驚いた母親が理由を尋ねると、トモ君は「トモ君って呼ばれる前にしたことがある。その時は、イギリスのお料理屋さんの子供やった。1988年8月9日に生まれてゲイリースって呼ばれてた」とつぶやき、普段は右利きなのに、左手を使って器用にニンニクの皮を剥いたという。

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