芸能

染五郎、團子、勸玄など未来の歌舞伎スター勢ぞろい

歌舞伎界の若きプリンス、市川染五郎(撮影/WEST)

 先日、八代目市川新之助の襲名発表をした堀越勸玄くんをはじめ、歌舞伎界は今、次世代を担うキッズスターたちの宝庫だ。新時代に歌舞伎界の“シン”となるスター候補生たちを今から知っておいても損はしません!

◆市川染五郎
 初舞台は2009年6月『門出祝寿連獅子』。2018年1月に祖父・松本白鸚(76才)、父・幸四郎と共に高麗屋三大襲名披露興行の『壽 初春大歌舞伎』で、市川染五郎を八代目として襲名した歌舞伎界の若きプリンス。襲名披露会見では「『勧進帳』の弁慶をやりたい」と憧れの役を明かした。欅坂46・平手友梨奈のファン。

【Profile】
屋号:高麗屋
父親:松本幸四郎
生年月日:2005年3月27日

◆中村勘太郎(7才)
 2017年2月『門出二人桃太郎』で初舞台。同舞台の発表会見で、父・勘九郎は勘太郎について「普段はおとなしい」と明かしたが、舞台の上では鬼役の勘九郎を相手に刀を使った立ち回りを堂々と演じきった。ウルトラマンが大好き。

【Profile】
屋号:中村屋
父親:中村勘九郎
生年月日:2011年2月22日

◆中村長三郎(5才)
 兄・勘太郎と共に初舞台に立った『門出二人桃太郎』は、3才8か月で迎えた。初舞台発表会見で、勘九郎から「今日は静かにしていますが、家の中では大変です」と言われたやんちゃな次男坊。初舞台でも元気いっぱいに演じ、「暑かった」と感想を。

【Profile】
屋号:中村屋
父親:中村勘九郎
生年月日:2013年5月22日

◆市川團子(15才)
 2012年スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』のワカタケルで初舞台。昨年10月の京都・南座のお練りに参加した際には「改めて、精進しようと感じさせていただきました」とコメントするなど、年齢以上の風格を漂わせている。父・中車(香川照之)が継ぐことができなかった市川猿之助の名跡の後継者となれるか!?

【Profile】
屋号:澤瀉屋
父親:市川中車
生年月日:2004年1月16日

◆堀越勸玄
 4才の時に史上最年少で宙乗りを成功させるなど、幼いころから名門・成田屋の御曹司らしさを発揮している勸玄くん。2015年11月、2才の時に『吉例顔見世大歌舞伎』で初お目見え。

 2020年5月に市川團十郎となる父とともに、市川新之助を襲名する。2015年11月の初お目見えの際は将来の夢を「王子様」と答えていたが、襲名発表会見では「遊びよりもお稽古が好き」と即答。その様子に「歌舞伎の家に生まれてきてよかったのでは」と海老蔵も顔をほころばせた。

【Profile】
屋号:成田屋
父親:市川海老蔵
生年月日:2013年3月22日

※女性セブン2019年2月7日号

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン