芸能

芸能界インフルエンザ事情 女性アイドルは事務所で予防接種

ドラマ『家売るオンナの逆襲』の現場では主演の北川がインフルに

 毎年冬になると猛威をふるうインフルエンザ。厚生労働省が発表したデータによると、今年1月21日~27日の全国約5000のインフルエンザ定点医療機関における1施設あたりのインフルエンザ患者数は57.09人。統計が始まった1999年度以来最多となった。

 インフルエンザは芸能界でも流行しているようだ。連続ドラマ『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)の撮影現場では、主演の北川景子がインフルエンザを発症し、撮影を休んだという。また、その2週間以上前ではあるが、共演の臼田あさ美も発症。一方、同じく共演のイモトアヤコについては、感染した様子はなく、順調に撮影に取り組んでいるようだ。

 北川がインフルエンザでドラマの撮影を欠席したことをNEWSポストセブンが報じたところ、ネットでは、

「いくら気をつけていても、かかるときはかかるからね~。こればかりはしょうがない。今年は大流行らしいし・・・」
「今年はワクチン打ってもかかるから、どうしょうもない。仕方がない」

 などと、インフルエンザの猛威に抗えなかった北川をフォローする意見が寄せられたと同時に、

「イモトは強そうだ」
「イモトアヤコはいろんなとこ行ってるから免疫力高そう」

 と、インフルエンザを寄せ付けなさそうなイモトに対する感嘆の声もあった。

 どんな業種であってもインフルエンザが職場で流行してしまうと、あらゆる業務に支障をきたしてしまうわけだが、ドラマの現場ともなれば、かなり深刻だろう。基本的に撮影のスケジュールはかなりタイトで、しかも代役を立てるわけにもいかない。撮影現場でのインフルエンザ予防は必須なのである。芸能人のインフルエンザ事情に詳しい芸能ライターの大塚ナギサ氏はこう話す。

「芸能事務所では、所属タレントだけでなく、マネジャーなども含めて、インフルエンザの予防接種はできるだけ受けるようにしています。それでも感染して発症してしまうことがあるのがインフルエンザの厄介なところですね」(以下・同)

 また、ドラマの撮影現場だけでなく、人数が多い女性アイドルグループなどでは、特にインフルエンザ予防が重要となるという。

「2009年の話ですが、ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・Berryz工房のメンバー7人のうち5人がインフルエンザに感染し、コンサートが中止になったことがありました。さらに、その後、残りの2人も感染し、その年はメンバー全員がインフルエンザに感染し、『インフル工房』などと呼ばれてしまったんです。人数が多いアイドルグループの場合、1人が感染するとそのままグループ内で大流行してしまうことが多いので、予防接種は本当に欠かせません」

関連記事

トピックス

割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
3年前に離婚していた穴井夕子とプロゴルァーの横田真一選手(Instagram/時事通信フォト)
《ゴルフ・横田真一プロと2年前に離婚》穴井夕子が明かしていた「夫婦ゲンカ中の夫への不満」と“家庭内別居”
NEWSポストセブン
二刀流かDHか、先発かリリーフか?
【大谷翔平のWBCでの“起用法”どれが正解か?】安全策なら「日本ラウンド出場せず、決勝ラウンドのみDHで出場」、WBCが「オープン戦での調整登板の代わり」になる可能性も
週刊ポスト
高市首相の発言で中国がエスカレート(時事通信フォト)
【中国軍機がレーダー照射も】高市発言で中国がエスカレート アメリカのスタンスは? 「曖昧戦略は終焉」「日米台で連携強化」の指摘も
NEWSポストセブン
テレビ復帰は困難との見方も強い国分太一(時事通信フォト)
元TOKIO・国分太一、地上波復帰は困難でもキャンプ趣味を活かしてYouTubeで復帰するシナリオも 「参戦すればキャンプYouTuberの人気の構図が一変する可能性」
週刊ポスト
世代交代へ(元横綱・大乃国)
《熾烈な相撲協会理事選》元横綱・大乃国の芝田山親方が勇退で八角理事長“一強体制”へ 2年先を見据えた次期理事長をめぐる争いも激化へ
週刊ポスト
2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン