送検された新井浩文は報道陣にも顔を隠さず(写真/共同通信)
新井が利用したとされる店『A』は夕方から明朝まで営業しており、料金は90分1万4000円~で、これに交通費や指名料がかかる。同店ホームページを見ると、セラピストは全員20代か30代女性で、《厳選された技術と容姿》を持つ、日本人の女性セラピストが揃っていると紹介されている。
「『A』以外にもこの手のエステは増えており、自宅やホテルに呼ぶ俳優も少なくない。20代の戦隊系俳優の中にはエステティシャンと交際に発展した人もいます。ドラマに引っ張りだこのアラサー俳優も“マッサージ”の常連で、女性従業員に手を出して業界全体で“要注意”とされている“危険人物”です。
自宅での“マッサージ”は口コミで俳優仲間に広がり、有名人の顧客も増えているようですが、こうしたトラブルも結構起きています。ただ“大ごとにしたくない”という女性が多く、店としては彼女たちをケアするためにも速やかに示談にするのが通例です」(都内エステ店関係者)
新井の場合は刑事事案であり、ただのトラブルでは済まされないが、当初は示談に向けて動いていたという。
「警察側は被害届を受理してから逮捕に向けて、防犯カメラ捜査や従業員への聞き取りなどを進めていた。その一方で、新井は店側と話し合いを進めていたため、検察が“確実に起訴できるかどうかが読めない”ということで二の足を踏んでいたそうです。警察と検察で認識にズレが見られたことで、逮捕までに時間を要したのではないでしょうか」(前出・社会部記者)
※女性セブン2019年2月21日号