「“お母さんは病気ばかりの人生でかわいそう”と泣かれたそうです。子供たちに“かわいそうな母親”という思いを残したまま死ねない、そう考えるようになった。家族が彼女の生命力に火を付けたんです」(芸能関係者)
これから彼女が挑む闘いは長くつらいものになる。舌を半分以上切除し、転移先の首にもメスを入れる。口腔外科と形成外科の合同チームの手術で12時間以上を要する。
「舌を切除した後は、他の口腔内の組織を舌の形に形成する再建手術を行います。舌は基本的に筋肉の塊ですが、再建した舌は動きませんし、知覚神経もないので味もわかりません。入院期間は1か月ぐらいでしょうが、舌の残された筋肉を使って言葉を発するリハビリなどはさらに数か月を要します」(前出・柴原さん)
堀は「また歌いたい」と言っているが、簡単なことではない。しかし、決して諦める状態でもないという。
「リハビリにはしっかりとしたガイドラインがあり、それに沿って訓練することが重要です。芸能界に復帰することは充分可能だと思っています」(前出・柴原さん)
幾多の病魔に打ち克った堀は、家族と共に再び闘う。
※女性セブン2019年3月7日号