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2019.02.24 07:00  週刊ポスト

競馬の降級制度廃止で導入された「リステッド格付け」の意味

「リステッド格付け」とはいったい何なのか

 降級制度が廃止され、秋競馬での未勝利戦の編成取りやめ、さらに3走連続で9着以下だった場合の2か月間出走停止など、3歳馬をとりまく環境も厳しくなってきた。『週刊ポスト』での角居勝彦調教師による連載「競馬はもっともっと面白い 感性の法則」より、お届けする。

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 おかげさまで角居厩舎の3歳馬では、シーザリオの子サートゥルナーリアが2歳GIホープフルSを含む3戦3勝で、クラシック戦線の主役にあげられています。現在16頭がデビューし、うち10頭が勝ち上がりました(2月11日終了時点)。その他の未出走馬、未勝利馬についても、早い時期に目処を立ててやりたいと思います。未勝利戦がなくなるのが昨年より1か月も早くなったことで、プレッシャーを感じています。

 もちろん、今年からの制度の変更は、3歳馬にとって悪いことばかりではありません。

 身も蓋もない言い方になりますが、強ければいい。強い馬ならば忙しさから解き放たれてじっくりと力をつけられる。1つ勝ちさえすれば、6月になって古馬と走るようになったとき、降級してくる馬がいないので、かなり勝ちやすくなるはずです。4歳の降級馬は昨年6月だけで、60勝近く稼いでいましたが、2着が3歳馬だったケースが3割ほどもあったそうです。“格上”の4歳馬がいなくなることで、特に500万円以下(=1勝クラス)では、3歳馬の勝ち星が増えると見ています。

 また、昨年は古馬と走る平地の重賞競走で、3歳馬が10勝もしています。手厳しい情況の中でも、強い3歳馬は必ず抜けてくる。この傾向がさらに広がるのではないでしょうか。

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