「都知事選や希望の党結成で見せた勝負勘はある。しかし、勝負勘だけで令和の時代に総理になれるほど政治は甘くないし、それでも目指せば無理が生じて政治混乱を招く」(田中氏)
「何のために権力の座を目指すのか。政治信条が少しも見えてこない。知事としての挫折はその証左だろう」(外交ジャーナリスト・手嶋龍一氏)
どうやら女性総理誕生はまだまだ先になりそうだ。政治家は国民の批判で鍛えられる。ランキングに名前があがった中から、識者たちの批判に謙虚に耳を傾けて自分を磨き、「令和の名宰相」と呼ばれる総理は登場するだろうか。
※週刊ポスト2019年5月17・24日号