国内

事故が起きやすい交差点の特徴、高速出入り口やコンビニ付近等

事故が起きやすい交差点はどんな特徴が?(時事通信フォト)

 日本では年間43万件超の交通事故が起きている(警察庁「平成30年中の交通事故の発生状況」)が、国内のあらゆる事故状況を把握し、その過失割合を算定して保険金を支払う損保会社は、いわば「自動車事故のプロ」だ。

 自動車保険を取り扱う全国27の損害保険会社からなる一般社団法人「日本損害保険協会」は、毎年「全国交通事故多発交差点マップ」(別掲表参照)を作成している。

 特筆すべきは、街中の交番などで目にする「昨日の交通事故」データが「警察管内の発生件数」を示すのに対し、同データは事故が起きた「交差点」がどこかを、ピンポイントに示している点だ。その調査データを専門家が分析した「危険な交差点のポイント」を見ていこう。

◆交差点付近に「高速道路の出入り口」がある

 高速道路の出入口が隣接する場合、ドライバーはスピードを出しすぎたり、歩行者への注意が欠如してしまうケースがある。元警察庁科学警察研究所で交通事故に詳しい伊藤安海・山梨大学大学院教授が指摘する。

「高速に進入するドライバーは、上方に示された入口の案内看板や渋滞情報に気をとられ、手前の横断歩道を渡る歩行者らへの注意が十分払えないことがあります。

 降りる車は、高速を運転した感覚のままスピードを出してしまったり、出口の下り坂で加速したまま交差点に進入してしまうことがあります」

関連キーワード

関連記事

トピックス

永野芽郁のCMについに“降板ドミノ”
《永野芽郁はゲッソリ》ついに始まった“CM降板ドミノ” ラジオ収録はスタッフが“厳戒態勢”も、懸念される「本人の憔悴」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(Instagramより)
〈シ◯ブ中なわけねいだろwww〉レースクイーンにグラビア…レーサム元会長と覚醒剤で逮捕された美女共犯者・奥本美穂容疑者(32)の“輝かしい経歴”と“スピリチュアルなSNS”
NEWSポストセブン
スタッフの対応に批判が殺到する事態に(Xより)
《“シュシュ女”ネット上の誹謗中傷は名誉毀損に》K-POPフェスで韓流ファンの怒りをかった女性スタッフに同情の声…運営会社は「勤務態度に不適切な点があった」
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(時事通信社/読者提供)
《動機は教育虐待》「3階建ての立派な豪邸にアパート経営も…」戸田佳孝容疑者(43)の“裕福な家庭環境”【東大前駅・無差別切りつけ】
NEWSポストセブン
未成年の少女を誘拐したうえ、わいせつな行為に及んだとして、無職・高橋光夢容疑者(22)らが逮捕(知人提供/時事通信フォト)
《10代前半少女に不同意わいせつ》「薬漬けで吐血して…」「女装してパキッてた」“トー横のパンダ”高橋光夢容疑者(22)の“危ない素顔”
NEWSポストセブン
露出を増やしつつある沢尻エリカ(時事通信フォト)
《過激な作品において魅力的な存在》沢尻エリカ、“半裸写真”公開で見えた映像作品復帰への道筋
週刊ポスト
“激太り”していた水原一平被告(AFLO/backgrid)
《またしても出頭延期》水原一平被告、気になる“妻の居場所”  昨年8月には“まさかのツーショット”も…「子どもを持ち、小さな式を挙げたい」吐露していた思い
NEWSポストセブン
憔悴した様子の永野芽郁
《憔悴の近影》永野芽郁、頬がこけ、目元を腫らして…移動時には“厳戒態勢”「事務所車までダッシュ」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(左・時事通信社)
【東大前駅・無差別殺人未遂】「この辺りはみんなエリート。ご近所の親は大学教授、子供は旧帝大…」“教育虐待”訴える戸田佳孝容疑者(43)が育った“インテリ住宅街”
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』が放送中
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』も大好評 いつまでのその言動に注目が集まる小泉今日子のカッコよさ
女性セブン
田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン