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2019.06.04 07:00  週刊ポスト

川崎殺傷で各局のカラ回り報道、現場にいない目撃者も出演か

スクールバスの車内を撮影しようとするカメラマン(REX/AFLO)

 川崎19人殺傷事件の犯行現場には多くの報道陣が詰めかけた。しかし、過熱するテレビ各局の報道姿勢に対して違和感を覚える視聴者は少なくなかった。

 事件発生直後に視聴者が耳を疑ったのは、『スッキリ』(日本テレビ系)で、〈連行される男を目撃した〉と紹介された男性が、電話取材に答えた一幕だ。

 岩崎容疑者はわずか十数秒の間に犯行に及び、自らの首に刃をつきたてた。病院に搬送後、すぐに死亡が確認されたことからも、傷の深さがうかがえるが、電話口の男性はこう説明した。

「自分は犯人をつけて歩いていた」「“もうどうでもいいや”って感じだった」

 証言が事実と大きく食い違う上に、呂律が回っていない口調だったため、ネット上では〈本当に現場にいたのか?〉〈酔っ払い?〉と話題になり、信憑性に欠ける男性の証言を流した番組に疑問の声が相次いだ。

 夕方のカリタス小の会見を生中継した『Nスタ』(TBS系)も批判を集めた。

 同校の内藤貞子・校長が、報道陣に「子供たちの写真を撮ったり、インタビューをしないでほしい」と要請すると、途端に音量を絞って“掻き消した”のだ。約10分後、井上貴博アナが「マスコミへの呼びかけの際に音声を絞ってしまったこと、手前どもの時間の都合ではありますが、大変反省しております」と謝罪した。

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