しかし、BIGやtotoでは、試合数だけがわかっても意味はない。当せんは、「勝ち」「負け」「引き分け」の試合数ではなく、対象試合それぞれの結果によって決まるからだ。
BIGで、「勝ち」「負け」「引き分け」の試合数が6、5、3となるケースは、16万8168通りもある。totoで、「勝ち」「負け」「引き分け」の試合数が5、5、3となるケースは、7万2072通りもある。
このなかから選ばれた1つのくじが当せんする確率は大変小さい。1等当せん確率は、BIGの場合0.000035%、totoの場合0.000084%となり、全試合ホームチームの「勝ち」とする場合の10分の1以下となる。
ということで、サッカーの専門的な予想を抜きにして、ホームアドバンテージの存在という過去の結果と、統計的な確率だけを頼りに考えてみると、やはり、全試合ホームチームの「勝ち」のくじがオススメということになる。
ただし、もちろん、確率の低いくじが当せんしないというわけではない。むしろ確率の低いくじは、当せんした場合、当せん口数が少ないと考えられる。高額の当せん金が受け取れるかもしれないのだ。
いずれにしても、スポーツくじを買って、ワクワクしながらサッカーの試合観戦ができるのであれば、その時点ですでに、サッカーとくじを十分に堪能しているように思われるが、いかがだろうか。