芸能

賀来賢人、水道止められた時代に「諦めない人が勝つ」と決意

遅咲きの大ブレークを果たした賀来賢人

『今日から俺は!!』(日本テレビ系)の金髪ヤンキー・三橋貴志や、アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の遊戯に扮したTVCMなど、今やコメディー作品には欠かせない存在となった、実力派俳優・賀来賢人(30才)。彼が次に挑むのはまさかの“アフロ”──。

 今年に入っただけでCM8本に出演。今や、テレビで見ない日はないほどのブレークぶりだが、本人はいたって涼しい顔だ。今回出演するのは、WOWOWオリジナルドラマの『アフロ田中』(7月5日深夜0時~放送スタート)。見事なアフロヘアを持つも、女性とはキスの経験さえない田中広(ひろし)を演じる。

「(親交のある小栗)旬くんからも“お前、どうした!?”って連絡をいただきました。でも、自分では全然ピンと来てないんですよ…。家でテレビはあまり観ないし、現場から帰ると子供と遊んで、家族と過ごすっていう、以前と変わらない生活を送っているだけなので。

 ただ、街中でちびっ子からジロジロ見られたり、自宅近くで“三橋だ”って、子供たちに囲まれることはありますけど(笑い)。声をかけていただけるのは、本当にうれしいし、ありがたいことです」

 2007年にデビュー後、NHK朝ドラ『花子とアン』(2014年)やNHK大河ドラマ『花燃ゆ』(2015年)など、正統派イケメン俳優として着実にキャリアを積んでいたように見えるが、決して順風満帆だったわけではないという。

「見向きもされない時期もあったし、それこそお金がなくて水道を止められたこともあった。舞台をやりながら、同世代の俳優たちが映像の世界で羽ばたいていっているのを見て、焦りや嫉妬を感じたこともありました。

 でも心のどこかで、この仕事は諦めない人が最後は勝つと思っている自分がいて。舞台の世界の先輩たちはすごい人たちばかりなんだから、ここで吸収できるものは吸収しようと頑張れた。今振り返ってみても、無駄なことは1つもなくて。当時、古田新太さんと池田成志さんからよく言われていた“とりあえず大きい声出せば面白くなる”というアドバイスは今も生きています(笑い)」

関連記事

トピックス

オリエンタルラジオの藤森慎吾
《オリラジ・藤森慎吾が結婚相手を披露》かつてはハイレグ姿でグラビアデビューの新妻、ふたりを結んだ「美ボディ」と「健康志向」
NEWSポストセブン
川崎、阿部、浅井、小林
〈トリプルボギー不倫騒動〉渦中のプロ2人が“復活劇”も最終日にあわやのニアミス
NEWSポストセブン
驚異の粘り腰を見せている石破茂・首相(時事通信フォト)
石破茂・首相、支持率回復を奇貨に土壇場で驚異の粘り腰 「森山裕幹事長を代理に降格、後任に小泉進次郎氏抜擢」の秘策で反石破派を押さえ込みに
週刊ポスト
別居が報じられた長渕剛と志穂美悦子
《長渕剛が妻・志穂美悦子と別居報道》清水美砂、国生さゆり、冨永愛…親密報道された女性3人の“共通点”「長渕と離れた後、それぞれの分野で成功を収めている」
NEWSポストセブン
結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
《母が趣里のお腹に優しい眼差しを向けて》元キャンディーズ・伊藤蘭の“変わらぬ母の愛” 母のコンサートでは「不仲とか書かれてますけど、ウソです!(笑)」と宣言
NEWSポストセブン
2020年、阪神の新人入団発表会
阪神の快進撃支える「2020年の神ドラフト」のメンバーたち コロナ禍で情報が少ないなかでの指名戦略が奏功 矢野燿大監督のもとで獲得した選手が主力に固まる
NEWSポストセブン
ブログ上の内容がたびたび炎上する黒沢が真意を語った
「月に50万円は簡単」発言で大炎上の黒沢年雄(81)、批判意見に大反論「時代のせいにしてる人は、何をやってもダメ!」「若いうちはパワーがあるんだから」当時の「ヤバすぎる働き方」
NEWSポストセブン
寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《お出かけスリーショット》小室眞子さんが赤ちゃんを抱えて“ママの顔”「五感を刺激するモンテッソーリ式ベビーグッズ」に育児の覚悟、夫婦で「成年式」を辞退
NEWSポストセブン
負担の多い二刀流を支える真美子さん
《水着の真美子さんと自宅プールで》大谷翔平を支える「家族の徹底サポート」、妻が愛娘のベビーカーを押して観戦…インタビューで語っていた「幸せを感じる瞬間」
NEWSポストセブン
“トリプルボギー不倫”が報じられた栗永遼キャディーの妻・浅井咲希(時事通信フォト)
《トリプルボギー不倫》女子プロ2人が被害妻から“敵前逃亡”、唯一出場した川崎春花が「逃げられなかったワケ」
週刊ポスト
24時間テレビで共演する浜辺美波と永瀬廉(公式サイトより)
《お泊り報道で話題》24時間テレビで共演永瀬廉との“距離感”に注目集まる…浜辺美波が放送前日に投稿していた“配慮の一文”
NEWSポストセブン
芸歴43年で“サスペンスドラマの帝王”の異名を持つ船越英一郎
《ベビーカーを押す妻の姿を半歩後ろから見つめて…》第一子誕生の船越英一郎(65)、心をほぐした再婚相手(42)の“自由人なスタンス”「他人に対して要求することがない」
NEWSポストセブン