そして高校球界でも今、「球数制限」が一大テーマだ。新潟高野連が今春の県大会で独自に「1試合100球」の球数制限を導入しようとしたことをきっかけに、議論が本格化している。

 しかし、「球数制限は世間体を気にした高野連の人気取り」と断じるのは、監督として春夏通算10回の甲子園出場を果たし、その独特な風貌と言動が時に物議を醸した開星高校(島根)元監督の野々村直通氏だ。

「本人や家族が“大学やプロへの道を見据えたい”というなら指導者は寄り添うべきだが、入学時から“高校での野球を全うしたい”と覚悟を決めている親子もいます。

 今回も、基本的には佐々木君がどう考えるかが重要。“腕がちぎれても仲間のために投げたい”と言えば、私なら投げさせる。もちろん、まだ高校生だから限界なのに『大丈夫です。投げられます』と言ったりすることはある。そこは指導者が見抜かないといけない。大事なのは本人の意思と指導者の判断。“投げるのを止めさえすれば名指導者”という風潮はおかしい」

◆「100球まで」の是非

 2013年春の甲子園で準優勝した済美(愛媛)のエース・安楽智大(現・楽天)は1人で772球(5試合)を投げた。当時の上甲正典監督は2014年に他界したが、野々村氏はこう回想する。

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