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2019.08.18 16:00  NEWSポストセブン

タピオカの次は「マー活」ブーム 四川よりも辛い中国料理は?

 貴州省はともかく、湖南省は毛沢東をはじめ、清朝末期の革命家や中国共産党の古参メンバーを数多く輩出した土地。そのため中国では料理の辛さと気性の激しさに相関関係があるとの見方が根強い。

 残念ながら、本場の貴州料理が味わえるお店が日本にオープンしたとの情報は寡聞にして知らないが、湖南料理店は散見される。激辛自慢の人は道場破りさながら、最寄りの湖南料理店を探し出し、乗り込んでみるのもよいだろう。

 とはいえ、痺れ系の激辛に慣れていない人が無理して挑むのはやはり控えるべきで、もう少しハードルの低い激辛を求める人には、「食べる辣油」の先駆けとなった石垣島名物「辺銀食堂の石垣島ラー油」をお勧めしたい。中国・西安出身のご主人と東京で雑誌編集の経験のある女性という日中移住者夫婦の合作によるもので、「島唐辛子」など島の産物をメインにしながら、ご主人の故郷から取り寄せている花椒が味の決め手になっている。陝西省にも花椒の山地が何か所かあるので、そこから厳選したものを西安から空輸してもらっているのだろう。筆者の試した限りでは、餃子のタレとしてこれに勝るものはない。ぜひお試しあれ。

【プロフィール】しまざき・すすむ/1963年、東京生まれ。歴史作家。立教大学文学部史学科卒。旅行代理店勤務、歴史雑誌の編集を経て現在は作家として活動している。著書に『ざんねんな日本史』(小学館新書)、『春秋戦国の英傑たち』(双葉社)、『眠れなくなるほど面白い 図解 孫子の兵法』(日本文芸社)、『いっきにわかる! 世界史のミカタ』(辰巳出版)、『いっきに読める史記』(PHPエディターズ・グループ)など多数。

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