なべの著書には「私には、その人の余命みたいなものが見える」との記述も

 一方、がん経験者とみられる人などから、池江選手に共感する声や理解を示す声も少なくない。

《病気になれば誰しも、藁にもすがる思いで良いと言われる治療法があれば頼りたくなると思う。》
《昔から治療を「手当て」と言うしね。私もガンになったことがあるから気持ちはわかります。ただの気持ちの問題とも言えるが闘病には気持ちこそ大事で、その限りでは安易に否定はできない》
《病気が少しでも早く良くなるなら・・・と思う気持ちは良く分かります。オリンピックを目指したいと焦りもあっての事かもしれないし、紹介した知人も何とかして上げたい・・・と思ったのかもしれない》
《病は気からと言いますから 少しでも不安が少なくなるのであれば結構な事ですが、治療はちゃんと受けないと。多分、最高の治療を受けられる環境にいらっしゃると思うので しっかり治療されるのが一番。》

 先の記事では、血液・腫瘍内科学を専門とする医師で、医療ガバナンス研究所理事長の上昌広さんは、手かざし療法の効果について「ない」と断言。次のように指摘している。

「手かざし療法に科学的な効果は認められません。ただし、手をかざすだけなら毒にも薬にもならないが、精神的な安定が得られるケースもある。問題なのは、傾倒するあまり標準治療より重要視してしまうこと。それは絶対に避けなければいけません」

 8月22日のSNSの投稿では、ディズニーランドでの元気そうな姿を見せた池江選手。先日は闘病後、初めて公の場に登場し、3日間連続で在学する日大のチームメイトの応援に駆けつけている。その元気な姿のまま順調に回復し、いつかプールでの勇姿を見せてくれることを願うばかりだ。

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