「お買い得選手」ランキング
ちなみに今季の西武の“重量打線”を牽引した中村剛也と山川穂高を比べると、中村(年俸2億8000万円)が1塁打あたり約107万円なのに対し、山川(年俸1億1000万円)は38.9万円。コスパでは山川に軍配が上がった。
「とはいえ中村は昨年の約144万円から大幅に改善している。後半戦息切れした山川の代わりに四番に座るなど、チームへの貢献は大きい」(前出・広尾氏)
12球団の打者でトップに輝いたのは、10代の年間本塁打記録を更新したヤクルト・村上宗隆。1塁打あたり3.3万円は、鳥谷と比べると500分の1のコストだ。
2位は阪神・近本光司。セ・リーグ新人最多安打記録の更新に、リーグ最多の36盗塁を加味すれば、新人王を争う村上とコスパ面でも甲乙つけがたい。
※週刊ポスト2019年10月11日号