「坂本龍一を応援くださるみなさまへ:先日、中国のファンの方から『坂本龍一の弟子と名乗って活動する音楽家がいるのだが、それは本物か?』との質問がありました。坂本は弟子を持ったことは一度もなく、またインターンなども雇い入れたことはありません。もし『坂本龍一の弟子』と名乗る人物に遭遇した場合、それはニセモノですのでご注意ください。 坂本龍一はこれからも1人で音楽に向き合い、制作をつづけてまいります。今後ともご支援くださいますよう、よろしくお願いいたします」
これを見たシャオ氏の事務所側は釈明したほか、シャオ氏自身もウェイボ上で「坂本龍一先生にご迷惑をおかけしてしまったことを謝罪します。また、先生のファンの皆さまにも謝罪します」などと率直に謝った。
しかし、事務所側もシャオ氏自身も、シャオ氏と坂本が親しい関係であることを強調していることは変わらず、シャオ氏の演奏活動の宣伝ともとれなくもない表現であることは明らか。
このため、ネット上ではシャオ氏について「中国人の評判を落としてくれて、ありがとう」などとの皮肉めいた書き込みのほか、「恥を知れ。彼(シャオ氏)は演奏の技術を完全にしようと望んでいるのではなく、たんに自分が有名になりたいだけだ」との激しい批判も書き込まれている。