自宅が濁流に呑まれる寸前、家族が持ち出せたのが、アルバムだった。ラストでは、流された自宅の屋根に崩壊していた1家4人が乗り、笑い合う。そうした希望が持てる様子が描かれながらも、「これは3年前の一家で、いまこの4人がどんな幸せにいるか、どんな不幸せを抱えて生きているかは視聴者に委ねる」という主旨のテロップが入る。
「ドラマの放送は水害からちょうど3年後でした。見る側に“考える余地”を残すラストで、それだけに長く印象に残る作品となった」(碓井氏)
※週刊ポスト2019年11月8・15日号
自宅が濁流に呑まれる寸前、家族が持ち出せたのが、アルバムだった。ラストでは、流された自宅の屋根に崩壊していた1家4人が乗り、笑い合う。そうした希望が持てる様子が描かれながらも、「これは3年前の一家で、いまこの4人がどんな幸せにいるか、どんな不幸せを抱えて生きているかは視聴者に委ねる」という主旨のテロップが入る。
「ドラマの放送は水害からちょうど3年後でした。見る側に“考える余地”を残すラストで、それだけに長く印象に残る作品となった」(碓井氏)
※週刊ポスト2019年11月8・15日号