ライフ

叶井俊太郎氏、再婚時一緒に住むか離れるかは子に決めさせる

叶井さんは娘の友達やママ友との関係も良好という(撮影/矢口和也)

 離婚率が高まる中、子供を連れての再婚も珍しくなくなった。夫婦のどちらか、または両方が子連れで再婚した家庭を「ステップファミリー」という。現在は結婚する男女の4組に1組が再婚で、学校の1クラスにつき1、2組はステップファミリーがいるイメージだという。

 今後さらに増えていくだろうことが予想されるステップファミリーだが、著名人はどのように新たな家族の形をつくっているのだろうか。

 映画プロデューサーの叶井俊太郎さん(52才)は2009年9月、「くらたま」の愛称でおなじみの漫画家・倉田真由美さん(48才)と結婚。同年11月に長女が誕生した。
叶井さんはバツ3で、バツ1の倉田さんには小4の息子がいた。

「義理の息子はそれまで、妻の両親と一緒に福岡に住んでいましたが、結婚をきっかけに東京で一緒に暮らすことにしました。事前に会ったことは一度もなく、ある夜、自宅に帰ったら初対面でいきなり『お父さん、よろしく』と言われたのでびっくりしましたよ」(叶井さん・以下同)

 継父と継子の間のわだかまりはほぼなかったが、博多弁が抜けない息子は、東京の小学校でいじめられた。見かねた叶井さんは、「息子というより、男としておれが育てなければ」と立ち上がる。

「クラスメートにカツアゲまがいのことをされて、泣いていたんです。環境が変わっていじめられるのはかわいそうですが、あまりに弱すぎるので、空手教室に通わせました。『いじめられたり、カツアゲされたら相手を殴っていい。おれが許す』と教えて。

 塾や英語のレッスンにも通わせたし、『そんなんじゃモテないぞ』と、おれの行きつけの美容院に連れて行って、服装もすべてコーディネートしました。息子は全部、嫌そうにしていましたよ(笑い)」

 送り迎えはすべて叶井さんが担当し、2人で並んで自転車で走った。「他人の子供は他人」という考えを持つ叶井さんだが、息子との関係は希薄になるどころか、「スパルタ」だった。

関連記事

トピックス

永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン
多くの外国人観光客などが渋谷のハロウィンを楽しんだ
《渋谷ハロウィン2025》「大麻の匂いがして……」土砂降り&厳戒態勢で“地下”や“クラブ”がホットスポット化、大通りは“ボヤ騒ぎ”で一時騒然
NEWSポストセブン
声優高槻かなこ。舞台や歌唱、配信など多岐にわたる活躍を見せる
【独占告白】声優・高槻かなこが語る「インド人との国際結婚」の真相 SNS上での「デマ情報拡散」や見知らぬ“足跡”に恐怖
NEWSポストセブン
人気キャラが出現するなど盛り上がりを見せたが、消防車が出動の場面も
渋谷のクラブで「いつでも女の子に(クスリ)混ぜますよ」と…警察の本気警備に“センター街離れ”で路上からクラブへ《渋谷ハロウィン2025ルポ》
NEWSポストセブン
クマによる被害
「走って逃げたら追い越され、正面から顔を…」「頭の肉が裂け頭蓋骨が見えた」北秋田市でクマに襲われた男性(68)が明かした被害の一部始終《考え方を変えないと被害は増える》
NEWSポストセブン
園遊会に出席された愛子さまと佳子さま(時事通信フォト/JMPA)
「ルール違反では?」と危惧する声も…愛子さまと佳子さまの“赤色セットアップ”が物議、皇室ジャーナリストが語る“お召し物の色ルール”実情
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
「日本ではあまりパートナーは目立たない方がいい」高市早苗総理の夫婦の在り方、夫・山本拓氏は“ステルス旦那”発言 「帰ってきたら掃除をして入浴介助」総理が担う介護の壮絶な状況 
女性セブン
9月に開催した“全英バスツアー”の舞台裏を公開(インスタグラムより)
「車内で謎の上下運動」「大きく舌を出してストローを」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサーが公開した映像に意味深シーン
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(クマの画像はサンプルです/2023年秋田県でクマに襲われ負傷した男性)
《コォーってすごい声を出して頭をかじってくる》住宅地に出没するツキノワグマの恐怖「顔面を集中的に狙う」「1日6人を無差別に襲撃」熊の“おとなしくて怖がり”説はすでに崩壊
NEWSポストセブン
「原点回帰」しつつある中川安奈・フリーアナ(本人のInstagramより)
《腰を突き出すトレーニング動画も…》中川安奈アナ、原点回帰の“けしからんインスタ投稿”で復活気配、NHK退社後の活躍のカギを握る“ラテン系のオープンなノリ”
NEWSポストセブン
真美子さんが完走した「母としてのシーズン」
《真美子さんの献身》「愛車で大谷翔平を送迎」奥様会でもお酒を断り…愛娘の子育てと夫のサポートを完遂した「母としての配慮」
NEWSポストセブン
11歳年上の交際相手に殺害されたとされるチャンタール・バダルさん(21)千葉県の工場でアルバイトをしていた
「肌が綺麗で、年齢より若く見える子」ホテルで交際相手の11歳年下ネパール留学生を殺害した浅香真美容疑者(32)は実家住みで夜勤アルバイト「元公務員の父と温厚な母と立派な家」
NEWSポストセブン