ライフ

日光山の表玄関・下今市 SL復活運転など懐かしい風情あり

SLが向きを変える様子が見られる

 東武日光駅へ向かう東武日光線、鬼怒川温泉駅へ向かう東武鬼怒川線の分岐点に位置する下今市駅(栃木県日光市)。このエリアは日光山の表玄関にあたり、古くから交通の要衝、宿場町として賑わいをみせてきた。2017年8月にSLが復活運転を開始し、併せて駅舎も延べ30メートルの縁側を設けるなど昭和のレトロ感が漂う佇まいに新改築。徒歩圏内には老舗の蔵元や漬物店もあり、懐かしい風情を感じられる。途中下車して立ち寄りたい街だ。

 浅草駅から区間急行で南栗橋駅まで1時間で乗り換えて南栗橋駅から急行で1時間5分、または浅草駅から特急で1時間39分で着く下今市駅周辺の見所を紹介しよう。

■SL大樹・転車台広場/SL展示館 SL展示館は下今市駅改札内

駅舎は情感たっぷり

SL展示館には様々な資料が

鉄道ジオラマも

投炭体験機は子どもも楽しめる

 下今市駅構内の転車台広場では、SL大樹が転車台で向きを変える様子を見学できる(SL運転日のみ)。東武鉄道の創立記念日11月1日は社旗を掲げて走行する。SL展示館には東武鉄道の歴代SLに取り付けられていた車号板などが展示されている。鬼怒川線沿線がモデルの鉄道ジオラマ。子供が楽しめる「SL大樹の投炭体験機」。

営業時間:SL運転日は8時~19時、SL運転日以外は10時~16時半
定休日:展示品の入れ替えなどで臨時休館あり
入場料:無料。ただし、乗車券または下今市駅入場券が必要

■日本のこころのうたミュージアム・船村徹記念館/栃木県日光市今市719番地1

ゆかりの作曲家・船村徹の記念館

 日光市にゆかりのある作曲家・船村徹の作品や功績の資料、文化勲章などを一堂に展示。船村作品のレコード・CDジャケット約500点も紹介。手形コーナーも。

営業時間:9時~17時(入館は16時半まで)
定休日:火(祝日の場合は開館、翌日休館)、12月28日~1月3日
入場料:大人550円

関連キーワード

関連記事

トピックス

真美子さんが“奥様会”の写真に登場するたびに話題に(Instagram /時事通信フォト)
《ピチピチTシャツをデニムジャケットで覆って》大谷翔平の妻・真美子さん「奥様会」での活動を支える“元モデル先輩ママ” 横並びで笑顔を見せて
NEWSポストセブン
「全国障害者スポーツ大会」を観戦された秋篠宮家・次女の佳子さま(2025年10月26日、撮影/JMPA)
《注文が殺到》佳子さま、賛否を呼んだ“クッキリドレス”に合わせたイヤリングに…鮮やかな5万5000円ワンピで魅せたスタイリッシュなコーデ
NEWSポストセブン
クマによる被害が相次いでいる(左・イメージマート)
《男女4人死傷の“秋田殺人グマ”》被害者には「顔に大きく爪で抉られた痕跡」、「クラクションを鳴らしたら軽トラに突進」目撃者男性を襲った恐怖の一幕
NEWSポストセブン
遠藤
人気力士・遠藤の引退で「北陣」を襲名していた元・天鎧鵬が退職 認められないはずの年寄名跡“借株”が残存し、大物引退のたびに玉突きで名跡がコロコロ変わる珍現象が多発
NEWSポストセブン
本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《スイートルームを指差して…》大谷翔平がホームラン後に見せた“真美子さんポーズ”「妻が見に来てるんだ」周囲に明かす“等身大でいられる関係”
NEWSポストセブン
相撲協会と白鵬氏の緊張関係は新たなステージに突入
「伝統を前面に打ち出す相撲協会」と「ガチンコ競技化の白鵬」大相撲ロンドン公演で浮き彫りになった両者の隔たり “格闘技”なのか“儀式”なのか…問われる相撲のあり方
週刊ポスト
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《「策士」との評価も》“ラブホ通いすぎ”小川晶・前橋市長がXのコメント欄を開放 続投するプラス材料に?本当の狙いとは
NEWSポストセブン
女性初の首相として新任会見に臨んだ高市氏(2025年10月写真撮影:小川裕夫)
《維新の消滅確率は90%?》高市早苗内閣発足、保守の受け皿として支持集めた政党は生き残れるのか? 存在意義が問われる維新の会や参政党
NEWSポストセブン
滋賀県を訪問された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月25日、撮影/JMPA)
《すぐに売り切れ》佳子さま、6万9300円のミントグリーンのワンピースに信楽焼イヤリングを合わせてさわやかなコーデ スカーフを背中で結ばれ、ガーリーに
NEWSポストセブン
送検のため奈良西署を出る山上徹也容疑者(写真/時事通信フォト)
《安倍晋三元首相銃撃事件・初公判》「犯人の知的レベルの高さ」を鈴木エイト氏が証言、ポイントは「親族への尋問」…山上徹也被告の弁護側は「統一教会のせいで一家崩壊」主張の見通し
NEWSポストセブン
女優・八千草薫さんの自宅が取り壊されていることがわかった
《女優・八千草薫の取り壊された3億円豪邸の今》「亡き夫との庭を遺してほしい」医者から余命宣告に死の直前まで奔走した土地の現状
NEWSポストセブン
左から六代目山口組・司忍組長、六代目山口組・高山清司相談役/時事通信フォト、共同通信社)
「六代目山口組で敵う人はいない」司忍組長以上とも言われる高山清司相談役の“権力” 私生活は「100坪豪邸で動画配信サービス視聴」も
NEWSポストセブン