ライフ

鍋、和食、天ぷら… 珠玉の一皿を供する5人の女性料理人

『ビストロ コロリス』の川瀬彩さん

 いまだ男社会の料理界にあって、高い志と温かいおもてなしの心で珠玉の一品を供する女性料理人たち。言葉にできない悩みや苦労を乗り越え、今日も店に明るい灯をともす5人のマエストロが愛情のこもった一皿を供してくれた。

●「手作りにこだわった料理を、自信を持って提供させていただく」 『ビストロ コロリス』 川瀬彩(40)

 創作メニューから本格的なフレンチまで、旬の食材を使った深い味わいを堪能できる「ビストロ コロリス」。店名の「コロリス」はフランス語で「色」「彩り」を意味し、オーナーシェフを務める川瀬彩さんの名前と、目にも美味しい色鮮やかな料理に由来している。

 川瀬さんはイギリスの料理専門学校を卒業後、フランス全土をくまなく食べ歩き、世界的なソムリエとして知られる田崎真也さんが経営するフレンチレストランやホテルオークラ日本橋などで修業を積んだ経歴を持つ。華やかな料理の数々は、いずれも味わい豊かな逸品ばかりだ。

「食材は知り合いの農家の方から、その時期の最も上質なものを仕入れています。そのうえで、手作りにこだわった料理を、自信を持って提供させていただいています。一度来店されたお客様が常連になってくださるように、サービスにも誠心誠意努めています」

 営業時間は昼と夜の2部制で、ランチには1360円という低価格のコースメニューもあるので、普段使いとしても気軽に利用できる。

【上】鴨のコンフィ【下】前菜の盛り合わせ スープとデザートの盛り合わせがつく人気メニュー「MENU B」(4860円)の一品。ディナーは3450円からシェフおまかせのスペシャルコースの1万1500円(要予約)まで5つのコースが用意されている。

・住所:東京都新宿区西新宿7-16-1 第三歯朶ビル1F
・営業時間:11時半~15時、17時半~22時
・休:日・祝(パーティー予約は営業)※ランチメニューは「LUNCH A」(1360円)から「LUNCH SP-2」(5550円)まで5つのコースが用意されている

関連キーワード

関連記事

トピックス

ニューヨークのイベントでパンツレスファッションで現れたリサ(時事通信フォト)
《マネはお勧めできない》“パンツレス”ファッションがSNSで物議…スタイル抜群の海外セレブらが見せるスタイルに困惑「公序良俗を考えると難しいかと」
NEWSポストセブン
中国でライブをおこなった歌手・BENI(Instagramより)
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
NEWSポストセブン
韓国・漢拏山国立公園を訪れいてた中黒人観光客のマナーに批判が殺到した(漢拏山国立公園のHPより)
《スタバで焼酎&チキンも物議》中国人観光客が韓国の世界遺産で排泄行為…“衝撃の写真”が拡散 専門家は衛生文化の影響を指摘「IKEAのゴミ箱でする姿も見ました」
NEWSポストセブン
 チャリティー上映会に天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが出席された(2025年11月27日、撮影/JMPA)
《板垣李光人と同級生トークも》愛子さま、アニメ映画『ペリリュー』上映会に グレーのセットアップでメンズライクコーデで魅せた
NEWSポストセブン
リ・グァンホ容疑者
《拷問動画で主犯格逮捕》“闇バイト”をした韓国の大学生が拷問でショック死「電気ショックや殴打」「全身がアザだらけで真っ黒に」…リ・グァンホ容疑者の“壮絶犯罪手口”
NEWSポストセブン
渡邊渚アナのエッセイ連載『ひたむきに咲く』
「世界から『日本は男性の性欲に甘い国』と言われている」 渡邊渚さんが「日本で多発する性的搾取」について思うこと
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
《顔を伏せて恥ずかしそうに…》“コーチの股間タッチ”報道で謝罪の都玲華(21)、「サバい〜」SNSに投稿していた親密ショット…「両親を悲しませることはできない」原点に立ち返る“親子二人三脚の日々”
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
「山健組組長がヒットマンに」「ケーキ片手に発砲」「ラーメン店店主銃撃」公判がまったく進まない“重大事件の現在”《山口組分裂抗争終結後に残された謎》
NEWSポストセブン
ガーリーなファッションに注目が集まっている秋篠宮妃の紀子さま(時事通信フォト)
《ただの女性アナファッションではない》紀子さま「アラ還でもハート柄」の“技あり”ガーリースーツの着こなし、若き日は“ナマズの婚約指輪”のオーダーしたオシャレ上級者
NEWSポストセブン
世界中でセレブら感度の高い人たちに流行中のアスレジャーファッション(左・日本のアスレジャーブランド「RUELLE」のInstagramより、右・Backgrid/アフロ)
《広瀬すずもピッタリスパッツを普段着で…》「カタチが見える服」と賛否両論の“アスレジャー”が日本でも流行の兆し、専門家は「新しいラグジュアリーという捉え方も」と解説
NEWSポストセブン
子宮体がんだったことを明かしたタレントの山瀬まみ
《“もう言葉を話すことはない”と医師が宣告》山瀬まみ「子宮体がん」「脳梗塞」からの復帰を支えた俳優・中上雅巳との夫婦同伴姿
NEWSポストセブン
海外セレブの間では「アスレジャー
というファッションジャンルが流行(画像は日本のアスレジャーブランド、RUELLEのInstagramより)
《ぴったりレギンスで街歩き》外国人旅行者の“アスレジャー”ファッションに注意喚起〈多くの国では日常着として定着しているが、日本はそうではない〉
NEWSポストセブン