芸能

沢尻エリカ、交際相手への揺れた思いと母を助けたい気持ち

母親への親孝行を考えていた沢尻(時事通信フォト)

 MDMAを所持していたとして麻薬取締法違反の容疑で逮捕された女優の沢尻エリカ容疑者(33才)。尿鑑定では“シロ”であり、起訴猶予となる可能性もあるという。

 そもそも、今回の逮捕は警察への情報提供から始まった。

「ドラッグのガサ入れは一発勝負です。あの日、沢尻の自宅にドラッグがなければ逮捕することができませんでした。警察としては、沢尻を逮捕することで、それに連なるドラッグルートを解明したいわけですが、沢尻の逮捕に失敗すれば、彼女の周囲も警戒してしまい、これまでの苦労が水の泡になってしまいます。つまり、捜査員は家に確実にドラッグがあることを知っていた。そう考えると、沢尻に非常に近い人物からの密告があったと考えられるのです」(全国紙社会部記者)

 現在、沢尻の周囲では“密告者捜し”も行われているという。沢尻と共同でMDMAを所持していた容疑で逮捕された元交際相手のファッションデザイナー・NAOKIこと横川直樹容疑者(38才)も疑われている。横川は沢尻逮捕の直前、渋谷のクラブ「W」に一緒にいた。

「直樹を疑う声はありますよね。直樹が『W』にエリカを呼んだといわれていますし、エリカの家にMDMAがあったことを彼は知っていたはずですから。しかも、彼の自宅にガサが入り逮捕されたのは10日後というのも不思議です。もちろん彼が密告者だという証拠はないし、彼も逮捕されているから無傷ではないわけで…」(沢尻の知人)

◆私の夢はもう一度お母さんにお店を

 沢尻と横川の交際については、友人たちの間でも賛否あったという。ふたりは8年もの間、つきあったり別れたりを繰り返していた。

「エリカは強がったり、悪ぶったりするところもありますが、どこか自分に自信がないところがあって、精神的に弱いんです。だから、自信家でズバッとものを言い切ってくれる人に憧れ、のめり込んでしまう。直樹はそういうタイプの男性です」(沢尻の親友)

 一方の横川も、沢尻を必要としていた。

「直樹はデザイナーとして有能だし、センスもあるけれど、まだ大成功しているとはいえず、発展途上の人。彼は、4年前に『NAOKI-R』というブランドを立ち上げ、盛大なパーティーを開きました。有名人がたくさん来て、多額の資金も集めたそうですが、実績の乏しい彼がお金も人脈も得ることができたのは、エリカが協力してくれたおかげという人もいます。実際、エリカは金銭面でも彼をサポートしていた」(前出・親友)

 お金に関して、沢尻は最近こんなことを友人たちに話していた。

「『お母さんにもう一度お店をやってもらいたい。そのために、もっとお金を貯めなきゃ』って。エリカは母親のリラさんにすごく感謝しているんです。父親はエリカが小学生の頃に失踪し、2番目のお兄さんは10代の時に交通事故で亡くなってしまいました。エリカはお母さんといちばん上のお兄さんと3人でつましく暮らしてきた」(前出・親友)

 アルジェリア系フランス人のリラさんは、地中海レストランを経営し、毎日厨房に立って一家を支えた。

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
田久保眞紀市長の学歴詐称疑惑 伊東市民から出る怒りと呆れ「高卒だっていい、嘘つかなきゃいいんだよ」「これ以上地元が笑いものにされるのは勘弁」
NEWSポストセブン
東京・新宿のネオン街
《「歌舞伎町弁護士」が見た性風俗店「本番トラブル」の実態》デリヘル嬢はマネジャーに電話をかけ、「むりやり本番をさせられた」と喚めき散らした
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト