国内

2019年のハッシュタグランキング 中国発ゲームが上位に

台風は多くの被害も出した(時事通信フォト)

 世の中で興味が持たれていること、流行っていることが如実に反映されるのがSNSだ。Twitter Japan調べによる「2019年もっとも使われたハッシュタグ」ランキングは、1位「#fgo」、2位「#nintendoswitch」、3位「#モンスト」、4位「#本田圭佑」、5位「#splatoon2」、6位「#荒野行動」、7位「#ドラゴンボール」、8位「#バンドリ」、9位「#猫」、10位「#アズールレーン」だった。

 この「2019年もっとも使われたハッシュタグ」の1~3位、5~6位、10位はすべてゲームに関連するものだ。WEBメディア評論家の落合正和さんはこう話す。

「日本のカルチャーであるアニメやゲーム、オタク文化はSNSと非常に親和性が高い。今のクールジャパンは、それらのファンに支えられているという歴史的な流れがあります」(落合さん・以下同)

 2019年の特色は、『荒野行動』『アズールレーン』といった中国発のゲームが流行したこと。

「かつて中国発はあまりなかった。中国のIT産業、コンテンツ産業が伸びてきていると感じます」

 一方、「2019年2019年もっとも使われたハッシュタグ:できごと」 のランキングは、1位「#令和」、2位「#台風19号」、3位「#c96」、4位「#平成最後」、5位「#地震」、6位「#新元号」、7位「#参院選」、8位「#tokyo2020」、9位「#エイプリルフール」、10位「#桜」だった。

 できごと編では改元関連が3つランクイン。10位の「桜」を落合さんが分析する。

「ラグビー日本代表の愛称『ブレイブブロッサムズ』も思い起こされますし、最近は『桜を見る会』の話題が多く取り上げられました。例年の『桜』とは別の意味で#を付けた人が多いのでしょう」

 また、台風19号、地震といった災害に関するキーワードもランクインした。

「台風19号に関連して、ほかにもさまざまなハッシュタグがツイートされました。特に印象的だったのは『#台風だけど出社させられた』。これまで我慢していた愚痴をSNSで吐き出せるのは、いいことではないでしょうか」

 見えなかったことが可視化されるのは、SNSの利点といえる。

※女性セブン2020年1月2・9日号

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