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2019.12.31 07:00  週刊ポスト

「健康長寿の神さま」西日本編 毛髪量の神、安眠の神など

マラソン、サッカー、競輪など「足が命」のアスリートも訪れる

 初詣の祈願は「無病息災」「健康長寿」などが定番だが、日本の各地には「身体の悩み」をピンポイントで助けてくれる神々がいる。新しい1年の始まり、健康不安を抱える人は、それぞれの専門医ならぬ“専門神”を訪ねてみてはいかがか。ここでは西日本の「健康長寿の神さま」を祀る神社を紹介する。

◆金メダリストも頼った「健脚の神」/宇治神社(三重)

 毎年800万人が参拝に訪れる伊勢神宮。初詣の時期は周辺が大渋滞し、参道のおかげ横丁は参拝客でごった返す。だが、そんな賑わいから少し外れると、鬱蒼とした森の中にひっそりと佇む小さなお社がある。

 内宮から徒歩10分の「健脚の神」、宇治神社だ。創祀は江戸時代。30段ほどある石段の左右には奉納された“足神さん”の幟が並ぶ。

「神宮の内宮さまの鳥居前町・宇治をお守りくださる氏神さまです。全国から歩いて伊勢参りに来た方が、お参りできたお礼と帰途の無事を祈願したことが足神さまの原点と考えられます」(中山幸夫・総代長)

 地元出身でアテネ五輪のマラソン金メダリスト・野口みずき選手をはじめ、多くのアスリートが必勝を祈願しに訪れる神社でもある。参拝の仕方も特徴的だ。

「境内の『撫石』と体の痛めた箇所を交互に撫でてお祈りするとご利益があると言われます」(神社仏閣専門家の坂原弘康氏)

「足の疲労平癒を祈れば必ず加護あり」と評判を呼び、足腰の不調に悩む中高年の参拝者が草鞋や絵馬、幟を献ずる光景も見受けられた。

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